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遺跡、出ちゃいました。
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こんにちは。 ブログを書きまくっているほっしーです!! (わかったわかった)
さて、家を建てる土地がたまに「埋蔵文化財指定(保護)区域」内にあると言われる場合があります。
要するにその土地は昔の遺跡が出る可能性があるので、家を建てる前に教育委員会の担当者に調査してもらってからでないと着工することができない場所だということです。
ヨシムラさまの土地は雪の多い地域で、道路から少し高低差のある斜面の土地です。 順調に進めばこの夏に基礎着工の予定でしたが、7月の試掘で遺跡が発掘され(てしまい)ました。
こんな感じでいくつか長四角の穴が開けられています。 小型のバックホーで慎重に掘っていったようですね。
敷地からは1万年前の地層から土器や、3万年前の地層からハンマーに使われた石などが発掘されました。 矢じりに使われていた尖った黒曜石なども出てきたとのこと。 (当時の人なんでココに捨てたの?)
まあ、ヨシムラさまがこの場所を気に入られたように、昔も住みやすい場所だったのでしょう。
下の写真は落とし穴の跡なんですって。 真ん中にあるのは棒を建てておいた穴だそうです。
美味しいケモノが採れたのかな? 昭和のオジサンはイノシシとかナウマンゾウとかを骨付きで焼いて食べているシーンが思い浮かびます。 (ギャートルズな)
そんなこんなで、「試掘」も1ヵ月ほどかかり、結局この場所をしっかりと調査発掘する必要があるとのことでこれから本当の「発掘作業」を行うとのこと。
そうなると、「発掘の費用を国に申請するところから始めます。」と教育委員会の担当者さん。 たぶん手掘りで何人もの作業の人が来る日当を出したり、機械や運搬の費用がかかったりするなど大変なのでしょう。
結局、国への申請で1~2ヵ月、発掘作業で1~2ヵ月。と言われてしまいました。 そうなると、雪が降ってくる今年の12月くらいまでは発掘でかかりそうです…。
8月の終わりに、ヨシムラさまと教育委員会の担当者さん、アトリエDEFの設計・工事担当で集まって現地で話し合いを行い、家の着工は来年の春からに決まりました。

本当は、「今年の12月には家が完成してお正月を新しい家で過ごせますね」なんて言っていたのですが、一年先送りになってしまいました。
「これはこれでしょうがないと」明るく前向きなヨシムラさま。 てゆうかちょっとワクワクしていますよね。
なぜか教育委員会に整地作業を頼まれ、早速自分で機械を運んで来て発掘を手伝っていました。
さすがは災害ボランティアの「助さん」。 昨日まで鹿児島で活躍していたのに、疲れを感じさせずに笑顔であっという間に土地を削ってくれました。 (日当出してあげて下さい)
このように、建築地から本格的に遺跡が発掘されてしまうと、少なくとも半年は着工が遅れてしまうと思って下さい。
ちなみに、以前は土地の所有者が発掘費用も支払っていたなどと聞いていましたが、最近ではそんなことはないようです。
まあ、家づくりの良い意味でのアクシデントの一つとして、後々楽しい思い出となるのではないでしょうか。
【おまけ】白馬のオーガニックマーケットにて、男の子が杉の箱を一生懸命に作ってくれました。 金づちで釘を打つのが楽しいそうです。
八ヶ岳もイイところですが、白馬もイイですね。 今年は夏もにぎわっていますね。






