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御代田町で新築工事がスタート!
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- みかみ
- 上田本社
長野県御代田町にてHさま邸の新築工事に着手しました。昨夏のお盆明けに上田モデルハウスにお越しいただいたHさま。出会ったその日から、家づくりに対する強い思いを感じ、同じ御代田町に暮らすみかみも、それはそれは張り切って応援を続けていました。御代田町のオーナーさま邸も2軒ご案内させていただき、設計ヒアリング+プラン作成もスイスイと進み、気が付いたら新年の「伐採ツアー」に辿り着いていました!WOW!(← 昭和後期生まれです)
「伐採ツアー」って何?・・・そんなアナタにお教えします!お家に使用する大黒柱を、オーナーさま自ら切り倒していただくという、アトリエデフとKURIMOKUさんのコラボ企画イベントなのです。アトリエデフの家づくりには、宮城県栗原市または岩手県一関市の山で育った杉の木を構造材に使用しており、今回は岩手県一関市の山でHさま邸の大黒柱を頂戴することになりました。Hさま、佐久平駅から遠路ありがとうございます。(Suicaでのチケットレス乗車、ご利用ありがとうございます?← 元長野駅 みどりの窓口社員より)
KURIMOKUスタッフさんの誘導で、伐採木の近くまで進んだ後、「これから切り倒させていただきます、大切な命をありがとう」とお祈りを捧げて伐採作業へと進んでいきます。Hさま自ら、チェーンソーのエンジンを高らかに鳴らし、木こりさんご指導の下、伐採が進んでいきます。ご主人と奥さまでチェーンソーの刃を太い幹に滑り込ませた後は、伐倒に向けて黄色のクサビを噛ませてトントンとハンマーを振り続けていきます。周囲に心地よく響き渡る「カーン!カーン!」というサウンド、皆さん聞こえますか!?(← 聞こえません。。。)
「倒れるぞー!」「メキメキメキ・・・ドゴーン!!」・・・この山に天高く鎮座していた杉の大木が、皆さんに見守られながら轟音とともに倒れていきました。設計の崇吾くんから事前に聞いていた通り、こりゃ大物です。立派に育ってくれた木への感謝の気持ちを胸に、現場を後にします。冷えた体を近くの天然温泉でポカポカにしたら、お待ちかね「文字の家」で美味しい夕食タイム。KURIMOKUさんの『多大なるサービス精神鍋』をはじめ、多くのメニューを調理していただきました。いつもありがとうございます。(息子くんとの将棋対決に負けたことは内緒です。。。)
長い夜が明け、爽やかな朝を迎えました。二日酔いナシ!寝不足アリ!(伐採ツアー当日は、長野県辰野町で新築予定のHさまもいらっしゃいました)・・・そんな訳で、2日目は前日に切り倒した大黒柱が、KURIMOKUさんの工場で製材されるのを見に行きました。伐採木が美しい角柱に変化していく過程をご覧いただきたいのですが、尺の都合で当日の模様は割愛させていただきます(汗)。。。
時は流れて2月、建設予定地では伐採・伐根作業、そして第三者機関による地盤調査を経て、着工前に行う神道の祭事「地鎮祭」が執り行われました。熊野皇大神社の神職さんをお招きし、祝詞をあげ、お祓いをして浄めていただいた後、工事の安全祈願と、Hさまご家族の繁栄をお祈りさせていただきました。前日の強風がピタリと止んだ当日、白く冠雪した浅間山を遠景に臨み、爽やかな晴天の下で神事を執り行えたことは幸運そのものです。
地鎮祭には、工事部の増田部長、現場監督の池田くん、そして暮らしアドバイザーの野原さんも駆けつけてくださいました(増田部長と崇吾くんのお顔が影落ち・・・スミマセン!)。新調された純白の工事看板も立てられ、いよいよ着工のスタートラインを切りました!季節の移ろいとともにカタチになっていくHさま邸の姿が、今からとてもとても楽しみです。長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。