yamanashi
使用済みカイロ。どうしてますか?
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
アフロディーテに春を出し惜しみされてる感のある今日この頃。
さて今回は、ゴミをゴミにしない取り組みをご紹介します。
冬を乗り越えるための心強い味方。そう「カイロ」ですね。
ミニサイズや衣服に貼れるもの、くつ下専用など
消費者の要望に合わせていろんなカイロが発売されています。
最近では繰り返し使えるUSB充電タイプなどもありますね。
しかし今日は最もポピュラーな「使い捨てカイロ」のお話。
#使い捨てカイロを素敵に撮る選手権
そう、この「使い捨て」にず〜っと罪悪感を感じていたのです。
消臭剤として再利用したりしていましたが、
だけど最終的には「使い捨て」。
しかもゴミとしての捨て方が自治体によって違うからメンドクサイ…
でも一度カイロの暖かさを知ってしまったらもうハナレラレナイ…
#使い捨てカイロで文字を作ってみる選手権
そこで調べてみたら、あったんです!
カイロを「使い捨て」せずに「リサイクル」してくれる会社が!
し・か・も「カイロ」→「カイロ」ではなく
「GoGreenCube」と名付けられた
水質・水圏環境の改善素材に生まれ変わらせているのです。
#使い捨てカイロをショップカードに紛れ込ませる選手権
鉄が「酸化」する時に発生する熱を有効利用しているカイロ。
【カイロの原材料】
鉄 粉→酸化反応の必需品。表面積の大きい粉状のため素早く反応
塩 →鉄粉が錆びる速度を速める
水 →鉄粉が錆びる速度を速める
保水剤→水を蓄えて鉄粉に少しずつ水分を供給
活性炭→多くの隙間に空気を蓄え鉄粉に酸素を与える
使い捨てカイロの「鉄と炭」を主に利用して作られている「GoGreenCube」。
それがなぜ水質改善材になるのでしょうか?
そもそも水質改善が必要な池や湖や海には、アオコや赤潮といったプランクトンが大量発生し、海底がヘドロ状になって生物の多様性が減少しています。
なぜプランクトンが大量発生しヘドロが溜まるのかというと水が富栄養化しているからです。
富栄養化とは、どういう状態かというと「リン」や「窒素」といったプランクトンや植物の餌になる栄養素が水中に多すぎる状態のこと。
そして多過ぎる「リン」や「窒素」はどこからやってくるのかというと、下水・工場排水・農地や牧場から流れ込んでくるのです。
またしても人間の活動が自然環境のバランスを崩している現実に直面…して落ち込みますが、気を取り直して「GoGreenCube」の話に戻りましょう。
ほぼ鉄と炭で出来たCubeが溶出する二価鉄イオン(Fe2+)が揮発性硫黄化合物を除去し、リンを吸着して富栄養化を防ぐということが東京海洋大学との共同実験により証明されているようです。
そう、水中の多過ぎる栄養素を吸着してバランスを良くし、それが結果的に水中を「富栄養化」でも「貧栄養価」でもないあたりまえの状態にしてくれるということなんです。
#使い捨てカイロを御利益ありそうにする選手権
これはもう、カイロは捨てずに送るしかないでしょう!!
とういうことで使用済みカイロの送り先と送り方です。
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〒490-1143
愛知県海部郡大治町砂子長田1181-1
GoGreen物流センター愛知 行
052-444-0529
送り方
※使い終わったカイロは、ビニール袋に入れ、ビニール袋の空気を軽く抜いて口を縛ってください。
※段ボールなどに梱包し、上記の住所までお送り下さい。
※貼るカイロなどの種類や大きさに関係なくお送りください。
※送料はご負担いただきますようよろしくお願いいたします。
※期限切などの理由による未開封カイロを発送していただく場合は、未開封のままもしくは開封し、完全に温度が下がってから発送いただきますようお願いいたします。
GoGreenGroup CO., LTD←詳しくはこちらから
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出来ることから一歩ずつ。一緒にはじめてみませんか?
おまけ
アイキャッチの画像は#使い捨てカイロの中身を高級創作和菓子みたいに選手権 でした。