アトリエDEF通信

おはようございます！！！けろです！！
揚げ物を大量に食べてお腹を壊しました、、、。
外食以外に揚げ物を食べる機会があまりないということもあり、
胃がびっくりしたようです笑
何事も“適量”が大事ですね！！！

さてさて突然ですが、
皆さんは『香害(こうがい)』という言葉を聞いたことがありますか？
香りの害とはなんぞや？？という方もいらっしゃると思います。
私もアトリエデフに入社してから『香害』という言葉を知りました！

“香害とは、日々家庭で洗濯時に私用する柔軟剤、消臭・除菌スプレー、制汗剤、芳香剤、合成洗剤など、主に香りつき製品の人工的なニオイによってもたらされる健康被害のことで、体臭など自然の臭いは含まない”*¹

とのことです！

洗剤や柔軟剤など買いにドラックストアへ行くと、
たくさんの種類があって、必ずと言っていいほど「こんな香りですよ~！」と
分かるように試せるものが置いてありますよね。
では、洗剤はいつから“汚れを落とす”だけではなく、
“ニオイ”という付加価値がつくようになったのでしょうか。

図１を見ていただくと、2000年頃から色々なメーカーが柔軟剤などに“人工的な香り”を添加し始めているようです。
このあたりから“香りブーム”が次第に訪れます。
そしてその“香りブーム”とともに増えたのが、“人工的な香り”による体調不良です。
近年、この“人工的な香り”が空気中に溢れていることで、頭痛、めまい、吐き気、しびれなどが引き起こされる『香害』に苦しむ人たちが増えています。

この『香害』で問題になるのは、“ニオイ”は個々人で感じ方が違うため、
周りの人たちに理解してもらうことが難しいということです。

自分がいい匂いだと思っているものが、
もしかしたら他の人にとってはよくないかもしれない。
そして、今まで自分がいい匂いだと思っていたものが、
ある日突然自分を苦しめるものに変わってしまうかもしれない。
見えないものだからこそ、鈍感になりやすい“ニオイ”。
その“ニオイ”がどのように作られていて、どうして“ニオイ”が持続するのか。
次回は、その謎に迫っていきましょう。(←なんか聞いたことあるセリフ)

【参考資料】
水野玲子『特集「香料」にひそむ健康リスクー化学物質による不調を見極めるために
香害をひきおこすものは何か』月間保団連2022.3,№1336

以上、けろでした🐸