yatsugatake
“香り”についてのおはなし
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
とある日の出来事です。
バスに乗った際に、マスクをしていても前の座席の方の香水の匂いがきつく、指定席だったので席も気軽に移れずに気分が悪くなり、
後ほど行ったカフェで頼んだサンドイッチは、店員さんの手についていたであろう香水の匂いがパンに付いていて、
またまた気分が悪くなり、
あ。これが”香害”というものか、というのを実感する日がありました。。
(香害について知りたい方はこちらをご覧ください)
柔軟剤や消臭剤など色々なものに含まれる人工的な香料によって、体調を崩したり、
化学物質過敏症になってしまう方も増えています。
私は1年ほど前から柔軟剤を使うのをやめて、無香料の洗剤を使っていますが
柔軟剤を使って洗濯していたころは、香害なんてものも知らなかったし、TVでは香り長持ち!などをうたってたくさんCMをやっているし、むしろ柔軟剤を使うことが常識で、いい匂いだな~なんて思いながら使っていました。
自分が使っているとそれに慣れてしまって、匂いの強さとかも麻痺してきちゃうんですよね。自分ではそれに気づかないことがほとんど。
柔軟剤をやめても、それまで洗っていた服は1回2回洗っただけではその香りはとれず、自分で匂いが消えたかな、と感じるまでしばらくかかりました。
自分が使うことをやめたことで、最初の話のように、以前よりも他の匂いに敏感になった気はします。
フリマサイトで買った洋服も初め柔軟剤の匂いがすごすぎて買ったことを後悔したり。
それって気になってしまうという点ではどうなんだろうと思うかもしれないけれど、
良くいえば、強烈な匂いから離れたことで嗅覚がフラットになって、色んな良い匂いも楽しめるようになったともいえると思います。
人工香料ではなく天然のエッセンシャルオイルなどには心身を落ち着かせてくれたり色々な効果があるので、そういったもので香りを楽しんだりするのも良いと思います◎
何より、苦しんでいる人がいるかもしれないともっとたくさんの人が知れば、使うのはやめたり、控えめにしたりとかいろんな方法があるかもなぁ~、というお話でした。
からさわ