kanto
工事中の現場。
- Series
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
現在、秩父市にて新築工事の施工させていただいております。 先日も、打ち合わせを兼ねて現場へ行ってきました。 のどかな田園風景の中に建つ家になりそうです。 前にもブログに書かさせていただいたのですが、埋蔵物が出たり、元々ここにあった樹木の撤去や、 道路からの入り口部分の勾配を緩やかにしたりと、 建物以外の部分でも土地に少し手を入れた土地になります。 道路から少しだけ登った敷地なので、家の中から、その先に広がる景色は穏やかな景色と山々です。 まだまだ工事途中で、内壁の土壁もまだ塗っていない状態なので完成には程遠い段階ではありますが 家の中の空間の感じは「なんとなく」見えてくる段階になります。 前にもブログで書きましたが、この家は平屋で、真壁の家になります。 この段階になると、見えてくる柱、梁というがわかるようになってきます。 柱・梁を見せる、見せない。どっちが正解というわけでもないけど設計する人、大工さん、 それぞれの腕が問われるところ。 たぶんアパートや、建売住宅とかで柱・梁が見えることはほとんどないと思います。 それは、柱・梁をすべて隠してしまった方が作るのが楽だから。 DEFの場合は、大壁の家だったとしても、柱・梁は見えてくるので、 どの梁・柱を見せて、どの梁・柱を見せないかを考えながら設計してますが、
ぜーんぶ隠すってやれば、間取りが多少ズレようが、梁の通りがズレようが隠れてしまえば見た目には、 わかりませんが、やっぱりそれはきれいではないのかな?という感じはします。 隠れてしまう柱・梁も踏まえて、柱・梁の通りを考えて、それを間取りに反映する。 言葉にすると「ふ~ん」って感じかもしれませんが、色々な要素が関わってくるので、思っているより難しい! まぁだから逆に楽しいんでしょうけどね。 現場に行って、そんなことを考えていたお昼過ぎでした。 ご拝読ありがとうございました。 まる。