信州だより~長野県林業総合学習センターへ行ってきました
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こんにちは。
お元気ですか? 先週の暑さとはうって変わり、
ぐんと秋の空気が感じられるようになりましたね。
それでも今年はマツタケの登場が二週間ほど遅れているとかで
お楽しみはもう少し先になりそうです。
さて本題。
この度も大変お世話になりました、山辺構造設計事務所の山辺先生にお越し頂き、
デフ構造勉強会の第二回目『構造要素の耐力試験』に参加をしてきました。
普段は家づくりに関して設計の人から間取りや素材について図面を見せてもらったり、
お話を聞くことが出来、とてもありがたい環境にいる私です。
しかし、今回は構造の実験! 紙の上ではわからない力のお勉強です。
つまり壁の中に隠れて普段は見ることが出来ない部分の
人間でいえば骨や関節といった骨格の部分に大小の力を加えると
骨格はどうなるのか?
震度5強以上の極まれの地震が起きてしまった時、
どの程度までは平気でそれ以上かけるとどの部分から異常が現れて
壊れてしまうのか。という実験を目の前で見ることができました。
個人的に、これから家づくりや実家のリフォームを考えている私としては、
あたり前のように安全は保障されていると思っていましたが
この様な裏づけとなる実験やデータを基に設計され
安全という形になって自分の大切な家になるのかと思うと安心することができました◎
詳しいお話はモデルハウスにご来場いただくと設計の方からお話できるかと思います。
ついでと言っては何ですがもう一つ興味深いものがありました。
実験を行った長野県林業総合センター内にある 林業学習展示館 です。
こちらでは長野県で見られる樹木を触れることが出来たり、土壌についての展示や
ヨモギ、ニラ、ネコジャラシ、フキ、コゴミなどで染めた
しかも、色を留める材料例えば、鉄やクロム、アルミ、アルカリ、銅草など
つまりどの材料で留めるとこんな色…『ヨモギ(鉄)』『ニラ(アルミ)』
というように展示された草木染の標本が印象的でした。
今回はゆっくり見ることが出来なかったのですが、森林教室といったイベントなども
開かれているようで春には野鳥の観察や、きのこの植菌。
12月には『森のリース作り♪』なんて
わくわくするような耳ざわりのイベントもあるようで・・・
お休みの日にあらためて出かけようと思っています。
のはら