yatsugatake
八ヶ岳の風~茅野市の森の中で上棟式がありました
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本日、長野県茅野市にて、上棟式が執り行われました!
大工さんの身長が高いのも相まって、お家が小さく見えますね・・・。
「まつぼっくり山荘」と名付けられた、このお家。
コンパクトながら、堂々としていました。
このお家の構造的な特徴は、ここ!
化学物質過敏症のS様。
いつも使用するヒバやヒノキでは、反応してしまう可能性があるため、
土台にはカラマツを使用しています。
カラマツは、暴れやすいということで使用しにくいと言われています。
でも、芯去材(しんさりざい:芯のまわり)を使えば、歪みが少なくなります。
この通り↓
さて、二礼二拍手一礼で始まる、上棟式。
この零下17度にもなる森の中でも、棟梁をはじめとした大工さんたちの素晴らしい
技術で、棟上げまで完了したことを神さまにご報告、そして無事だったことをお礼します。
祝詞奏上と、四方祓いをし、
設計からの挨拶のあと、お神酒で乾杯!
再び二礼二拍手一礼で終わります。
松ぼっくり山荘に住まわれるS様。毎日のように工事の様子をみていて、
とても感動したそう。
力強い木槌で材を叩く音や、がっちりとはまった構造材をみて、
これは何代にも続いていく建物だなと感じていただけたようです。
DEFの家は、建てた代で役目を終えるのではなく、そのお子さんやお孫さん、その先まで
何代も何人もの人が育てていける家です。
未来に残したい伝統技術が集まって、未来に残したいものが造られること。
現代においては、滅多にないことかもしれません。
S様は、この先もこの家の物語が続いていくように、大切に暮らしたいとおっしゃってくださいました。
まるでお引き渡しのようなブログになってしまいましたが、もちろん、まだ完成しておりません(笑)
今後とも、さむい中ですが、無事に楽しく工事が進みますように!
M様、S様、この度は、まことにおめでとうございました。
おぐぴ
*おまけ* ~素晴らしいお祝いご飯~
なんと!お施主さまがこんな豪華なお祝いご飯を手づくりしてくださいました!
そして、こんなお手土産も…
日々、お施主さんと繫がることの嬉しさ・楽しさを感じている私です・・・。
ありがとうございます!!