kanto
群馬だより~住まいと暮らしの想いにふれて
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
今年は4年に1度のうるう年で、今日は1日得する29日。
いよいよ春のあたたかさを感じるようになりました。
そんななか、きのう日曜日は高崎・吉岡で2つのお家の見学会を
やらせていただきました。
午前中は高崎市のH様邸にて構造見学会、
午後からは吉岡町の「吉岡の家」にてオーナーさんのお家見学会と、
わたしも2つのお家を拝見することができました。
時系列でいきますと、まず午前中からになります。
高崎市の構造見学会、普段はアダム棟梁が作業する作業台で、
朝からH様ご家族と近藤さん、荻ちゃん打ち合わせ中。
羊毛の断熱材がはいっているので、家のなかはそれほどさむくありません。
まさに現場をみながらの打ち合わせ、現在の状況と今後の施工予定など、
リアルに確認をしながらすすめていました。
ここから少し北へいったところで建築中のT様もおいでになりました。
「お客さんに土壁と日本の木でつくられるこの家の魅力をお伝えしたい」と、
この日はアダム棟梁も駆けつけてくれて、談笑中。
土間のかどのモニターでは、H様制作の渾身の家づくりムービーを上映!
基礎工事、アダムさん刻み、建て方、その後の進捗をチャプターごとに編集。
これまでの写真枚数も1000枚をゆうに超え、
普段はご主人が、ご主人がお仕事のときは奥様が撮影と、
家づくりを1mmもらさずに記録に残しておられます。
「DEFの家の良さをわたしからもお伝えしたいから、今回のムービーは第一弾、
完成までにこれからも写真を撮って、映像にしていきたい」。
と、意気込んでくださっています。
この日は奥様がケーキをつくってくださいました。
乳製品と卵は不使用、左がキャロブバナナ、右がココナッツバナナ。
とっても美味しい!
でもお客さんに召し上がっていただきたい、食べたい気持ちをセーブするのに苦労しました。
いらっしゃったお客さんへ、アダムさんが日本の木と木造建築の魅力を熱く語りかけます。
あまった桁材で制作、実寸大の金輪継ぎ模型も登場!!
今日の構造見学会、DEFの家の木にふれ、素材にふれ、この空間の心地よい
木のにおいを感じ、施工の細かさ、丁寧さ、大工さんの魅力を存分に味わえました!
来てよかった!
とお客さま。
ぽかぽか陽気の外では、ちょこんと木っ端にすわって、女の子たちが
おままごとをして遊んでいました。
さて、つづいて午後からはおとなり吉岡町にある「吉岡の家」へ。
三国街道を北上します。
見えてきました、立派な長屋門のあるお家です。
玄関のまえにきました。
ご夫婦おふたりの長靴が、仲良くならんでおります。
んー、さりげなく美しい。
おじゃまします!
けっして物がすくない訳ではないのですが、すっきり納まって
気持ちのよい住まいです。
近くで切りだした竹を枠に渡して、洋服や手ぬぐいをかけています。
わたし、これやりたくなりました! 竹探そう。
2階へいってみます。
階段の手すり。滑らかな手触りです。
午後のあたたかい陽が差しこむ2階のお部屋。
お客さんが奥様にいろいろ質問されていました。
お風呂は2階なんですねー、
和室と板の間がつながっていて襖で仕切ることもできるのねー。
襖は引き込みで、ぜんぶ壁に納まるんだー。
1階に降ります。
奥様のアトリエをちょっと拝見。
なすと太陽と虹の家?? 前橋のH画伯作とのこと。
ご来場のお客さんと薪ストーブのあるリビングをかこんで。
お客さんもスタッフも、ここで和んでいるシーンです。
お家を計画中の方、キッチンの改修をお考えの方、この近くで土地をお探しの方。
時間のゆるすかぎり、ここでずっと語って、笑っていたい。
本当にそう思うのです。
伺うといつもコーヒーをいれてくださるご主人。
キッチンのコンロでお湯を沸かしているこれが気になって撮影。
この佇まいになぜか惹かれたので伺ってみると、南部鉄器の鉄瓶とのこと。
そして、蓋と持ち手に巻かれた布と糸も、ご自分でつけたのだそう。
あ~、どうりで、渋くて格好いいなかになんとなくあたたかみを感じた
訳はそれだったのかー。と、ひとり納得。
そして、吉岡の家オーナーS様の味わい深い暮らしぶりを、
もっともっと拝見してみたい、そう思うのです。
構造見学会でもお出しいただいた、H様奥様の手作りケーキをひとくち。
そしてご主人がいれてくださった珈琲。
幸せすぎます。
あ、DEF林せんぱい作の干し柿もだしていただきました!
めぐり合わせ(笑)
それぞれご検討やご事情はちがうけれど、
お客さんも、みなさん笑顔で家路につきました。
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Hさま、Sさま、昨日は誠にありがとうございました!
みーさん