アトリエDEF通信

お正月があけたと思ったら、また３連休でしょうか？
昔の人に比べたら随分と働かない日本人になってしまったでしょうか！

さてさて、地方創生ということで国の主導のもとに、地方行政や民間企業も本腰で動き始めたような昨今です。テレビや新聞、雑誌、ネット、あらゆる媒体に移住絡みの記事や特集が組まれています。北海道から沖縄まで、市町村単位での移住者獲得合戦が繰り広げられています。そこには少子高齢化による地方の財政立て直し目的という一面も見受けられますが・・・。

私たちアトリエDEFのお客様も年々移住のお客様が増えています。お客様だけでなく、会社を取り巻く仲間やスタッフまでもが、都会からやって来る人が多くなってきました。老若男女関係なくという感じ、動機はいろいろだと思います。

食べ物や健康への不安、働き方の変化、健全な子育て、老後の不安、自然界への回帰、環境維持への目覚め、エネルギー浪費への意識変化・・・。ざっくりとこれらの要素が地方ぐらしへの希望を後押ししているようです。

さてじゃー何処に行く？　いつ？　仕事はどうする？　子供の学校どうする？　いよいよとなると、こういったことに後ろ髪を引かれ、判断が鈍り、ズルズルと何年も経ってしまう。　土地を探し始めたけど決められない。なんて方は大勢いらっしゃいます。

これまでに多くの移住のお客様の家を建ててきました。そして、多くのOBのお客様がいまの暮らしを楽しんでいるようです。みなさん、多くを望まない生活を送っているのが印象的です。そして、移住後２年もすればすっかり田舎者になっている姿が微笑ましくも思います。

私たちアトリエDEFの提案は、家づくりであり、暮らしづくりです。これからの暮らしは、地球や自然界の循環を理解してそれに寄り添う暮らし方です。大量生産、大量消費を見直し、少しゆっくり人間らしく暮らすこと。壊れてしまった環境を、できるだけ元に戻していく。そんなことを意識して欲しいとお話しています。もちろん、そういう暮らしを目指している方たちがほとんどですが。

私たちの意識は大きく変化しました。3.11後は特にです。
溢れかえる情報に流されること無く、自分がどうなりたいのか、社会をどうしていきたいのか、自然や環境をどう守っていくのか、是非そういう意識で移り住む場所を決めていって欲しいと思います。

我が町、我が村への誘致に必死の行政です。それぞれが特徴を出そうと懸命です。ですが高齢化し少子化している日本です。どんなに頑張っても過疎化していく地域もあります。一部の地域は、行政サービスが行き届かなくなることは避けられないでしょう。言い方は悪いですが、それはそれで自然界にとっては良いことかもしれません。移住を考えている人も、それを受け入れる人たちも、大きな視野で国土を見ていかないといけないかなと思います。国には、その辺のグランドデザインというか指針も示していきべくではないかと、最近考えてしまいます。

今年もたくさんの移住相談をいただくと思います。
土地探しのことや、すでに移住されたお客様の暮らしぶりなどをみなさまにお伝え出来たらと思います。
モデルハウスはもちろん、見学会などの情報を発信していきますので是非お出かけください。
東京では月一で「循環学校」という講座を開催しています。
お出掛けください。

最後にイベントの紹介です。
1月17日（日）
東京ビッグサイトで
「移住・交流＆地域おこしフェア」という催しが開催されます。
長野県、山梨県からもたくさん参加するようです。

長くなりました。

それでは今年もどうぞ宜しくお願いします。

kojima