現場リポート@安曇野
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先日、安曇野の現場をみに行ってきました!!土壁の家です。
目の前には麦やそば畑がひろがるのどかな場所、虫もたくさんいるし畑もあって山も見える
こどもたちが遊ぶのに困らなさそうないい場所です。
わたしもこんなところで子ども時代を過ごしいてみたかったな…笑
現場では大工さん2名と電気屋さんが入られていました。
追掛大栓(おっかけだいせん)という継ぎ方。大工さんが工場で刻み、現場で組まれました。
家の中はまだ構造が見れる状態!柱・梁・筋交い・間柱…
上棟を終え、これから壁に羊毛断熱が入り、土が塗られるとみえなくなってしまいます。
土台はヒバ、柱はヒノキ、その他構造材はスギです。
柱の背割れ。
これは製材の時に割ることで柱となる芯持ち材が中まで乾燥できるという役割があるそうです。
あらかじめ割っておくことで木が水分を調節し、ひらいたりとじたりすることで木の変形を逃がすとのこと。
電気工事中。コンセントを取り付けているところだそうです。
大工さん真剣な眼差し…
ちょうど難しいところをされていました。和室の襖と障子の枠がぶつかるところ。
二階では屋根に羊毛断熱材を充填していました。
その後、天井になる節なしのヒノキ材を下地に打ちつけていきます。
ここで接着剤として使われるのがニカワ。ちょっとくさいって言いながら作業されていました(> <)
束の部分はこのように現場で寸法をとり、ノミを使って欠きます。
隙間なくきっちり張られました。美しい!!
工事中は埃や物が飛ばないように外部をメッシュシートでおおわれてしまいますが、
家の中では職人さんたちがひとつひとつ手作業で徐々に形がみえてきています。
ちょっとこれ撮っといて…と大工さん。
上棟式の時の幣串。天井裏に入れます。向きは東または南の方角に。
お守りだそうです。
毎日、現場を見に来るO様と子どもちゃんたち。ご近所さんとも住む前から顔見知りに。
メッシュシートが張られてから中が見えなくなったので変化が分からなくなったと奥様。
しっかり中の様子をリポートできるようまたおじゃまいたします!!
おまけ…
大工さんの使い慣れた道具、鉋。
おおもり