故きを温ねて、
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。
はじめまして、工事部新入社員の漆戸航です。
三月中ごろから働いております。
ご挨拶が遅くなってもうしわけありません。。
自己紹介は、おいおいと。。。
さて、今日は古民家改修の現場のご紹介です。
こちらは、築100年以上、五代にわたる農家の古民家の解体の様子です。
改修の為に壁や床、天井などを解体し、柱・梁などの構造躯体をむき出しの状態にしています。
床をはがすと、石の基礎の上に柱が直に載っている姿が見えました。
昔の家づくりはどのようなものであったのだろうと、いろんな想像がめぐらされます。
長い年月を代々のご家族と共に過ごしてきた、力強い古民家の骨組みが見えてきました。
屋根を支える以外のものが剥ぎとられた空間には、どこか純粋さを感じます。
多くの時間を携えている様子とあいまって、なんともいえない圧倒されるような気分になります。
それは時間と空間への敬意の念のようなものなのかも知れません。
すべてを取り壊して、全く新しいものを建て直すという選択ももちろんあったでしょう。
より綺麗なものを作ることもできるのかも知れません。
しかし、古民家の培ってきた「時間」の生む価値は、どうやっても人の手ではつくれません。
どんなにお金を積んでも手に入らないものです。
それを大事にして残していく事に何か特別な価値を見出すのも、1つの選択なのかもしれません。
・・・・・・なんて、最初のブログなので張り切ってかっこうつけすぎました。
要は古いものの持ってる「時間」みたいな価値観っていいよね、ってお話でした。
次からは、やんわり書こうと思います。
うるしどでした。