アトリエDEF通信

ここは、大町市美麻。

東京からご夫婦で移住され、パン屋さんをはじめるＹさま邸の

現代版土壁の家の現場です。

 

3月末の地鎮祭からまもなく2か月、この日は夕方に上棟式、

そしてお餅まきが行われました。

地鎮祭の様子はこちら。

 

 

 

昨日棟木が上がり、今日は朝から大工さんが登り梁（のぼりばり）を

棟木に取付けていました。

五月晴れの良いお天気！でも屋根の上は日差しが強くて大工さんも

暑そう…。

 

 

 

 

既に手きざみされた棟木と登り梁を、力強く、金槌でたたき入れます。

相当ちからが必要だと思うんですけど、大工さんがリズムよく

金槌を振り落すと、ズ・ズ・・と、木と木が、刻まれた溝と溝に

見事に収まっていくんです。

 

木を伐って、刻んで、運んで、組んで、押さえて、

ビスや釘で固定して・・・

全部手作業だから、進むのは少しずつだけど、着実に人の手によって

形になっていくのがわかります。

 

たくさんの手仕事の連続で形になるＤＥＦの家。

それを間近で体験できたことに、感動。

ほんとうにすごい。

 

 

 

 

 

お昼ご飯は、お施主様であるＹさまがこれからお米を育てるために

借りている田んぼでピクニック！

 

現場で使っているブルーシートをピクニックシートにして、

ご用意頂いたおいしいお弁当と、Ｙさま手作りのおいし～い豚汁と

わらびのお漬物♪

どれもとってもおいしかったです！Ｙさま、ごちそうさまでした～！

（右下のほうに、小さく屋根が見えています～）

 

 

 

里山の向こうに広がる北アルプスを眺めて、しばしまったり。

 

大工さんにとっても、現場監督にとっても、緊張が続く建て方の

合間の昼下がり。

一息ついてもらえたみたいで、よかったですね！

 

 

長くなってしまったので、

上棟式と、おもちまきの様子は、次のブログで！

 

yosssy