yamanashi
いつ薪を準備したらいいの?いまでしょw
- なんくる
- 八ヶ岳営業所
はいさい!
沖縄生まれの薪割職人なんくる並里です。
本日は、薪の人生を取り上げさせていただきます。
主人公は薪のまっちゃんです。
最後までお付き合いいただきますと幸いです。
どうぞ、よろしくお願い委します。
間伐作業から物語は始まります
薪のまっちゃんの生まれ故郷は森林です。森林整備のひとつに間伐作業があります。長野県は主に針葉樹が多く、アカマツやカラマツが主な樹種です。定期定期に木を切り倒すことで、倒木の危険もなくなります。森に陽が差し込むため生命の息吹が広がります。その命の一部を私たちの暮らしの資源としていただくということです。その役目を終えた木を倒し生まれたのが薪のまっちゃんの第一形態です。私たちはそれを原木と表現します。
倒した木の枝を切り落とし、3mの長さに揃えます
倒された木は一本ずつ丁寧に枝を切り落とし、3mの長さに統一して運びます。丁寧に作業を行うことが求められます。木を倒すときは命の危険が伴われるので慎重かつ緊張感もありますが、枝を切り落とす作業を枝払いというますが、この作業で気を抜いてしまい、チェーンソーで足を切ってしまうなどケガをする方を多く見られます。気を付けないといけない作業です。3mの長さにするのはトラックの長さに合わせての数字です。
さぁ、いよいよ薪のまっちゃんの第二形態に変形しますよ♪
原木をお好みの長さに切る「玉切り」をします。
ストーブの大きさや形によって薪のまっちゃんのサイズが変わってきます。アトリエデフでは40cmと30cmの長さを用意しております。40cmが人気です。重機を使って原木をトラックに積みます。薪ステーションに原木を下したのち、一本一本丁寧に長さを決めて玉切り作業。これがたまらなく地味な作業。原木の次の形態は「丸太」と呼んでおります。40cmの丸太、30cmの丸太というぐあいです。
ちょっとその前に
夏といえば僕にとっては草刈りの季節。
4月~8月にかけて2~3週間の頻度で草刈りを行います。何がつらいって、長野とはいえど日中は暑い暑い。作業に熱中して、熱中症になりかける毎日です。いったことはないですが、地獄の方がましなんじゃないかと思う時もあります。沖縄出身の私なのですが、長野に移り住んでから熱中所になりやすい体質になっている不思議な現象が起きておりますw
さて、薪のまっちゃんの話に戻ります。いよいよ次は最終形態になります。
いよいよ薪割の段階に来ました。
斧で割るときもありますが、主に薪割機を使用します。一日でマックス軽トラック4杯分が出来上がります。太い薪から遅い薪までいろいろなサイズを準備します。それぞれに良さがあり出番があります。焚き付け用の薪、繋ぎの薪、熾火にする薪、火を強くする薪、みんな違ってみんないいのです。斧で薪割をする時は心も体も整います。瞑想のような感覚になります。薪のまっちゃんと向き合い続けて薪が完成します。
割った薪は使えるようになるまで乾燥させます。薪のまっちゃんを丁寧に積んでいきます。針葉樹ですと半年以上、広葉樹だと1年以上は最低でも乾かしたいです。4月~9月が薪をつくりいい時期です。ご自身で薪を準備なさるならいまです。アトリエデフでは現在、針葉樹、広葉樹の原木のご用意がありますので、必要な方はいつでのなんくる並里までご連絡ください。環と環のホームページよりお問い合わせください。
いつでも笑顔でなんくる並里がお待ちしております。
以上、薪のまっちゃんの人生の道のりでした。
ではでは♪