木の箱
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木の箱を作ってみました。
先週少し時間が空いた時に、ノコギリとカナヅチとクギだけで作ったものです。材料は壁や屋根の下地材に使っているスギ材です。木酢液に漬けたのでこんな色をしていますが表面を削るとフレッシュな木の色が出てきます。
こんな簡単な構造の箱ですが作ってみるといろいろ大変です。なんといってもノコギリで真直ぐに切るということが難しい!一辺が真直ぐでないということは直角がでないということになるので、組み立てる段階になるとあちこちガタついてしまいます。更にクギを打つときにしっかり押さえるものがないと的を外してしまいます!!そんな訳ですので悪戦苦闘でしたがなんとか形になりました。
抜けそうなクギもありますので強度的にヤバいのでやっぱりビスとめた方が良いかもしれません。次回チャレンジです。
建築屋が木の箱もできないなんていう情けないことを書いてはまずいのですが、大工さん他職人さんは外部の信頼できる皆さんですのでご安心下さい。図面を書けても、現場監督ができても、やっぱり最後は腕の良い職人さん達が家をつくります。すべてが出来るのが理想ですが今の時代なかなかそうなりません。たまに壁を塗ったり、木工の真似事をする度に職人の偉大さを知ります。
農家さんと有機野菜を売ろうという話で盛り上がり、木の箱に色とりどりの野菜が陳列されてたら良いよね!ってことでとりあえずサンプルづくりでしたがヤバそうです。大工さんに相談しようと思います。
りんご箱とかみかん箱とか茶箱なんていうのもすっかり見かけなくなってしまったので、木の箱も見直して繰り返し使うというのも環境にとてもいいことだと思っています。「木の箱」運動をおこそうと思います。もう少し上手くなってからですけど・・・。
kojima