アトリエDEF通信

昨日は東京の永田町黒澤さんのスペースをお借りして
循環学校を開催しました。

国会議事堂、首相官邸、議員会館　まさに日本の政治の中心。
そんな場所の一角に唯一残された古い建物が永田町黒澤。
今回は縁があってこの素晴らしい場所で「循環学校」を
開催することができました。

今回は信州に移住して10年。
農楽里ファームさんをゲストにお招きして、
田舎暮らしのこと、農業のこと、信州のいいところなどを
存分にお話しさせていただきました。

私の方はいつものように、
自然素材での家づくりのこと、
循環する暮らしのこと、
循環の家の紹介、
移住したお客様の暮らしぶり、
などをお話しさせていただきました。

事前の準備で、そういえば日本の木の自給率は
どのくらいになってるかな？　と思い調べてみました。
http://www.shinrin-ringyou.com/data/mokuzai_kyoukyu.php

24年の統計で約２８％でした。
山だらけ、森だらけの日本でたったのこれだけです。
しかも、その内訳は全てが建築用の木材ではありません。
紙の原料になるチップだったり、土木用材だったりします。
更には合板用の原料にされる木がかなり増えていると思います。

純粋に無垢の木として家づくりに使われる木はまだまだ少ない
比率だと思います。

木は伐ったら植えることで循環する持続可能な資源です。
たくさんの山が手入れもされず荒れてしまっています。

もっとたくさんの方々に木の家の良さを知っていただき、
山も森も守っていきたいと改めて思いました。

次回の開催はまだ決まっておりませんが、
東京や横浜あたりで良い場所があったら教えてください。

それではまた。

kojima