築地塀
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京都、西本願寺の塀。
上に屋根をかけた、宮殿・社寺・邸宅等の壁を「築地塀」と呼ぶそうです
京都 西本願寺の本殿の土壁も、
敷地をぐるりと囲う築地塀も、
土は伏見の方で採れる色大津という、キレイな黄色の土を使う。
お寺の方に塀の工法を聞きにいくと、
塀についての質問はちょっとマニアックだったみたい・・・
「建築関係の方ですか?」と聞かれました。
本殿については、記録もたくさん残っているそうですが、
塀の資料は無いとのこと。
本殿の修復作業は記録映像があるらしくて、
その様子はお話して下さいました
塀についてインターネットで調べてみました
築地塀は版築(枠をつくり、土を突き固める方法)でできているそうです。
本殿の土壁は伝統的な竹小舞に荒壁。
といっても、厚み30センチの壁。
団子状にした荒壁土を打ちつけていくそう。
人の手で土をバンバン打ちつけていくのかな~
やっているところ、見てみたい^^
お寺の職員さんが教えてくれたのですが、
補修工事の時は、前の土をはがし、
使える土と新しい土を混ぜて材料をつくる。
リサイクルする古い土はとても良い土なのだそうです。
小舞の縄は、手で長く刈り取った餅藁。
普通の稲藁より柔軟で長くて編みやすいそうです。
mayu