アトリエDEF通信

昨日、ネットワーク「地球村」の高木善之さんの講演会に行ってきました。

講演は題して「水の惑星 エコスフィア」。

エコスフィアというのは、NASAが開発した小さな生態系なのだそうです。密閉されたガラスの球体の中に、エビと水草と微生物が入っていて、その中だけで生命の循環がなされていきます。エコスフィアは、水草が枯れたり、エビが死んでしまえば、たちまち他の生物も生きられない環境に変わってしまいます。全てが微妙なバランスの上に成り立ち、お互いに補い合いながら生きています。

たぶん、地球も同じなのだと思います。
地球も美しいけれどもとても脆く、大切にしなければならない存在なのだと思います。

高木さんの講演は、高木さんが見せてくれる写真やグラフにそって話しが進みます。高木さんは、今の地球の現状、そして事実をたんたんと語ってくださいます。その中には、衝撃的なものや泣きたくなるような事実もありました。そのことについて、高木さんは“良い”も“悪い”おっしゃいません。判断は、聞き手の私達に委ねて下さいます。

“自然も人もでき得る限り傷つけたくない”という思いからDEFに入社しましたが、日々の忙しさから最近自分の行動に、環境への配慮が足りなくなってきたように思います。そんな時に、もう一度地球環境について何かやらなきゃ。動き出さなきゃ。と強く思わせてくれる講演でした。

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