tohokushin
料理という試練に対峙する
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今年、生誕42年目を迎える私は、料理をしないでも何とかなる人生を送ってきました。大学卒業後、社会人になってからも、寮母さんが作ったご飯に助けられ、単身赴任で東京に行った際も、高層ビルの15階に夕飯まで食べられる社員食堂があったりと・・・料理をしなくても、まぁ何とかなる人生を過ごしてきました。
アトリエデフに入社後も、料理から避けて生きられるか?と思っていたら、当然そうはいきませんでした(笑)!デフ名物「かまどご飯」や「まかないご飯」は代表例です。『環境に負荷をかけない、循環する暮らし』を提案するデフだからこそ、社員自らが火を熾し、社員自らキッチンに立つ。そして、みんなで調理をして、みんなでワイワイ話しながら、美味しいご飯を食べる。そんな微笑ましい光景が、私たちデフの食卓なのです。
さて、そんな環境の中で、料理が全くできない上田配属のみかみは、ヤング料理長のしゅうごくんに出会います。彼は「まかないご飯」の時間になると、超多忙な席を離れて、無言で冷蔵庫を開き、食材の在庫状況を確認したら、スマホで今日のメニューをディレクションします。デスクに向かう姿も真剣だけど、キッチンに向かう姿も超真剣。仕事も、料理も、カッコ良くこなす姿に・・・好きになっちゃいそうです(爆)!
そんなカッコイイ姿に惹かれた私は、いつも優しい野原さんに弟子入りして、1mmずつ料理の勉強を始めました。何をしても褒めてくれるので、味噌汁を作れるようになっただけで、料理の鉄人になった気分です(笑)。いつもありがとうございます。
ちなみに、家づくりにおいて安心・安全な自然素材にこだわるのと同様に、デフでは食材においても、化学調味料を含む添加物が含まれない、安心・安全な植物性食材を厳選して調理しています。この点も決して揺るがない、デフの素晴らしい環境だなと感じました。
最近、自宅でもキッチンに向かうようになりました。奥さんの段取りに頼っている面はありますが、ランチに『ベーコンと菜花のパスタ』を作ったり、無加水トマトピューレを使った『スパイストマトカレー』を作ったりと、まるで異次元空間を飛んでいるようなヒトトキに触れています。そういえば、営業部長のほっしーは、八ヶ岳営業所でカレーを作ってくれます。お願いされると、エプロンをしてササっと作ってしまう姿に・・・とても憧れます!
今日もあの高層ビルで働くサラリーマンだったら、あの食堂でご飯を食べて、遅くまで働いていたかもしれません。キッチンに立つことはもとより、料理をすることなんて、微塵も考えなかったでしょう。デフの仲間となって触れる環境の変化は、私に大きな変化と機会を与えてくれています。4月初旬に「新たな料理の試練」が待ち構えています。周りの仲間に頼りながら、何とか突破していこうと企んでいます。。。