yatsugatake
東京からワンちゃんと一緒に八ヶ岳へ
- ほっしー
- 八ヶ岳営業所
先週の大雪で上棟を一日延期した原村のSさま邸の建物本体工事がいよいよ始まりました!
あれは確か…。 去年の春に最初の緊急事態宣言が出された後の6月頃、SさまからアトリエDEFに資料請求の問い合わせがありました。
Sさまは東京のマンションにお住まいでコロナの感染拡大と共に、どこにも出られない毎日を送っておられました。と同時に、地球温暖化の猛暑が続く夏、焼けるアスファルトと木陰もない都会で散歩もできないワンちゃんが本当にかわいそうと毎年思っていたそうです。
そんなわけで、Sさまは八ヶ岳の麓への暮らすことを具体的に考え始めました。
「8月 土地の様子」
もちろんSさまは、こちらの冬の寒さや実際の生活の様子、そして肝心の土地もどこにすればいいかわからない状態からのスタートでした。
そして、コロナ禍の中での移住計画は、当初私達とのメールのやりとりから始め、その後初めてSさまご夫婦とお会いしたのは、インターネットのZoom(ズーム)ミーティングでのパソコンの画面上でした。
「10月 伐採作業」
「今後薪として使うために木は現場に重ねておきます。」
「伐根(ばっこん)、根っこを抜いて処分する作業」
「伐採より伐根が大変なんです。みて下さいこのデカさ」
お客さまが直接八ヶ岳展示場にお越しになり、顔を見合わせながら話を聞いたり、私たちの会社を知ってもらったりすることが今までのあたりまえでしたが、パソコンの画面を通して出会うという初めて経験でした。
パソコンの画面が初めてお二人のお顔を映した時、その笑顔にどれだけ安心したことか…。 私の笑顔は相当ひきつっていたはずです。(この担当者大丈夫か?って)
「11月 基礎着工」
「基礎配筋作業」
「コンクリート型枠工事」
最初は土地の相談からでした。
Sさまはいくつかインターネットでこちらの別荘地の土地をチェックされていたので、教えていただいた土地を私が見に行き、宅建士として寒冷地の建築のプロとしての立場から土地アドバイスをさせていただきました。(最近は他の移住希望のお客さまとも、最初はこのような作業を進めています。)
それと同時に、Sさまの家の大きさや間取りの希望・設置したい設備などを聞き、新築に必要なおおよその費用もご提示しました。 建物の金額と土地の金額を同時に検討しながら、場所も価格も良さそうな候補地を一つに絞っていきました。
「写真は現在に戻って、2021年1月上棟後」
初めてのご来場は1ヵ月後位でした。
当日は今までメールやZoomで打ち合わせしたことの確認と、実際のアトリエDEFの建物を見ていただいた上で、設計士との間取りのヒアリングを行いました。大きな問題はなさそうでしたので、土地も当日不動産屋さんで予約していただきました。
この後、完成した家の図面やお見積り・Sさまからの資料等はメールでやり取りし、細かい話し合いはZoomを活用しながら行っていきました。そして図面が完成し資金計画も納得できるものになり、土地のご契約と建物の設計契約をいただきました。
そんな感じで打ち合わせが進み、現在に至ります。
去年の春以降、都会から八ヶ岳の麓に移住を検討される方からの相談が徐々に増えてきました。
そうして、春から夏にかけて気に入った土地が見つかり、家づくりの計画を進めていった方々の家がいよいよ建てられ始めました。このまま順調に工事が進むと5月には完成し、今年の夏は涼しい八ヶ岳の麓暮らしができます。
また秋には土地を決め、去年の年末までにお打ち合わせを進めた方が、この春基礎着工を迎え建築工事が始まります。今年の夏には建物が完成し、Sさまと同じく夏休みを涼しい森の中で過ごされるのでしょう。
年明けからも大勢のお客さまからのお問合せや土地のご相談をいただいております。
家づくりに限らず、DEFのホームページやインスタグラム(*_*)・フェイスブック(+_+)・ピンタレスト(?_?)とやら(それがなんだかよくわかっていないオジサン)をご覧になり、
「楽しそうだな」「こんな暮らしがしてみたいな」と思った方はお気軽に資料請求や来場予約をしてみて下さい。またこれからの様々なイベントにもぜひご参加下さい。(今年はイベントができればいいのですが…。)