真冬の一歩手前 宮城県栗駒にて伐採体験
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こんばんは。
上田本社の中森です。
寒波、なかなか厳しいですね。循環の家八ヶ岳界隈では既に氷点下二けたの世界となっています。上田でもマイナス一桁後半と、しっかり冬ですね。雪も降ってますし、スキー場も続々オープンして、長野県らしい活気を感じます◎
ただ、先日訪れた信濃町のオーナーさんいわく、12月でここまで積雪があるのは、ほとんど記憶にないかな~というお話でした。
さてさて、既に12月も下旬に差し掛かるところですが、ちょっと時間を戻しまして、12月の頭のこと、まだ真冬の一歩手前、初雪がほんのすこーしちらつくころに、宮城県栗駒に伐採体験をしてきました!(現在はすんごい雪の量だそうです…)
現在建築中のK様と、計画中のS様のお二組です。
アトリエデフの家づくりの根幹中の根幹。住まいの骨組みとなる、柱や梁の構造材は、長野県から遥か遠く、宮城県栗駒の杉を使っています。
ただの国産材ではなく、自ら山を管理し、伐採し、また育てる、そんな山の循環を担いながら、製材業を営む、「くりこまくんえん」さんとタッグを組んで、安心安全な木材を届けています。
国産の無垢材であることはもちろんのこと、防腐剤・防カビ材・防蟻材などの薬剤は塗布せず、乾燥も、燻煙乾燥+天然乾燥で行います。逆に言うと、アトリエデフでは高温乾燥材は使用しません。
というわけで山にみんなで入っての伐採体験です。
山の説明を受けた後は実践あるのみ。KさんもSさんも実際にチェーンソーを握って、木を切り倒します。
倒させていただく木をお清めし、ご挨拶。
山の先生に指導してもらいながら、伐倒作業です。丸太の玉切りはしたことがあるけれど、木を倒すとなると話は別です。注意を払いながら、ドキドキの体験ですね。
ある程度、チェーンソーの刃を入れた後は、くさびを入れて、叩いていきます。途中奥様も参戦!
お二人でせっせと叩いて無事、木を倒すことができました。(決定的瞬間を逃したことが悔やまれます・・・)
続いてS様。
今回はちゃんと決定的瞬間撮れました!
数十年にわたって育ってきた木を倒す。恐れ多いような気持ちにもなる瞬間です。こうして育てた木を使い、また新しい木を育てる。ずっとずっと続くこの循環を回していかないといけませんね。
伐採の後は、くりこまくんえん社の工場見学。
製材されていく工程を見たり、製材された材料の匂いを皆で嗅いだり笑
普段見ることができないものなので、みんな興味津々です。
こうして伐採体験は終了◎みなさまお疲れさまでした~