アトリエDEF通信

こんにちは。

来月でデフに入社して三ヶ月が経ちます。
そして三ヶ月目に待ち受けているのは・・・新人試験。。。
これを突破しないとどうやらデフの社員として認めてもらえない・・・らしいです(汗)

覚えなくてはならないのは、厚生労働省で定められている化学物質13種類と室内濃度の指針値というもの。
その13種類は、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、アセトアルデヒド、テトラデカン、パラジクロロベンゼン、フタル酸ジ-n-ブチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、クロルピリホス、ダイアジノン、フェノブカルブ　です。呪文みたいですね。

今挙げた化学物質は合板の接着剤や、壁紙用の接着剤、断熱材、防虫材など様々なものに含まれています。こういった建材などを使用した住宅に住むことで、空気中に揮発した化学物質が体内に吸収されてしまいます。

花粉症などのように、その許容量は人によって異なり、自分の許容量を超えてしまうと頭痛や鼻水やのどの痛みといったような症状が現れはじめます。よく聞くシックハウス症候群と呼ばれるものです。更にひどくなると化学物質過敏症といった病気になってしまうこともあります・・・。

デフの家は、住む人が安心して暮らせるために、身体に影響を及ぼすような化学物質が含まれている素材を使わずに家をつくっています。

木材は、燻煙乾燥したものを使うことで、防虫剤などを使用していません。合板も使っていません。接着剤は天然素材100％のものを使い、断熱材は羊毛断熱材やウッドファイバーといった化学物質が含まれていない素材です。

安心、安全な家づくりに携わる者として、覚えておかなければならない知識がたくさんあります。勉強勉強です。

からさわ