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アトリエDEF通信

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エビスタニ先生の大工講座~濡れ縁~

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北杜市大泉のI様邸、前のブログでお伝えしましたが、濡れ縁はI様がつくりましたといってもI様は大工作業は初めてなのでエビスタニ監督指導のもとつくります

先ず束からつくります
束の長さや枘(ほぞ)の大きさを木材に墨付けします

それから切っていきます、今回丸ノコや鑿を(のみ)を初めて使うと仰っていたのですがかなり様になっております

そして束完成です

次は大引、同じように墨付け→切り出しします
端を斜めにカットすると見栄えよくなります

束と大引を切り出したら束の枘(ほぞ)が入る枘穴(ほぞあな)を大引につくります
穴の位置を墨付けして

ドリルで枘(ほぞ)の長さ分穴を開けていきます

そしたら鑿(のみ)で穴を整えていきます

次は大引同士を繋ぐ振れ止めを付けるための欠き込みを大引につくります
丸ノコで切り込みを入れ鑿(のみ)で削ります

もちろん振れ止めもつくります

パーツができたらウッドロングエコを塗って組み立てです
大引に束を立てます

掛矢(かけや:木槌の大きいもの)で束をしっかり入れ込みビス留めします

基礎(建物工事の時に据えてもらいました)に置いて位置を確認して基礎から出ている羽子板にビス留めします

2つとも設置したら振れ止めをはめます

I様がつくっていると息子さんも大工道具に興味深々、使い方を教えてもらい練習中
将来は大工さんになる!と嬉しいひと言

ちょっと暗くなってきましたが
大引に床板を留めていきます

床板の隙間が均一になるように隙間分の厚みの薄い板を床板同士の間に挟み床板を留めていきます

これで濡れ縁の完成です、暗くなってしまったので後日明るい時の完成形写真

初心者がつくったとは思えない出来です!
見学会に来た際には是非ご覧ください

次は薪小屋にチャレンジするI様、お邪魔する度に色々なものが増えてそうで楽しみです

平林

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