tohokushin
木もれび通信~糀でつくる甘酒ワークショップ
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
米の花とかいて、糀。
その字のままに、お米に咲く花(のような菌)は
味噌や醤油づくりに欠かせない日本の重要なアイテムです。
上田市にも、糀をつくりつづける山辺糀店があります。
(DEFのお味噌づくりではいつもお世話になっておりますm(__)m)
今回は、6代目の山辺さんを木もれびの家にお招きして、
糀と甘酒づくりのお話をしていただきました。
糀は、蒸したお米に種糀をつけて、室にいれ、この糀蓋と呼ばれる板で完成を待ちます。
山辺さんは薪で釜を炊いたり、伝統的な作り方をされていて作業は4日続きます。
糀蓋はなんと100年前のもの。古い方が、木に糀菌がついて良い糀ができるんだとか。
こちらが完成した糀。ふわふわと白く花が咲いたようになっています。
このままでも食べられるのでちょっと試食。
ほんのり甘く、糀の香りがします。
作り方は実は簡単。糀をほぐして、お湯とまぜて、ゆっくりじっくり待つだけ。
正しい温度のときに働く糀菌の持つ酵素の力で、お米部分が甘くなっていきます。
1,2,3,4・・・時間がたつごとに甘くなることを確かめてみました。
完成した甘酒は、とても甘い。
「こんなに甘くなるんだ!」と、参加者のみなさんも驚いていました。
砂糖ではない、自然の甘みのある甘酒は本当においしいのです。
生きた糀でつくる食文化は、日本になくてはなりません。
味噌に醤油、発酵食品には目にみえていなくても糀の力が入っています。
身近だけど意外と知らない糀に、参加者さんも興味津々質問がたえないイベントでした◎
=次回 木もれびのいえのイベントは?=
3/11「手づくりを楽しむ日 木でつくる本棚」10:00~
先生は、みんなのげんきさんをお呼びします!
イベント情報はコチラ→HONDANA