アトリエDEF通信

こんにちは。

 

八ヶ岳営業所のチカです。

 

寒くなってきて、今年の森のお手入れも一旦冬休み。

今年最後の下草刈りのとき、森で見つけたものを紹介します。

 

 

ひとつめ。

 

 

・・・ちょっとわかりにくいかも。

よ～～く目を凝らして見てみてね。

写真中心に、２本、木があります。

右側は、植林した苗木。葉っぱが落ちていて、もしかして、元気がない？？

左側は、竹です。植林した苗木の目印に、地面にさすものです。

よ～く見ると、竹につるが絡んでいます。

つるという植物はは、もうだめになりそうな木を選んで、絡むそうです。

そして、木が枯れると、つるも一緒に枯れてしまうそう。

森歩きの名人に教えてもらいました。

苗木ははだかんぼうで、一見元気がなさそうだけれど

つるはちゃんと、枯れた竹を選んで絡んでいるのかもしれません。

 

ふたつめ。

 

 

芽が出たどんぐり！

かわいい。

こんなちっちゃいどんぐりから、大きな木になるなんて・・・

あたり前のことたけれど、目の当たりにすると信じられません。

 

 

この秋たくさんの人たちと、森のお手入れをしました。

木は大きいし、森の面積は広いから、時間はかかるけれど

鉢に植えた植物に水をやったり、枯れた葉を取り除いてやったりするのと同じで

丁寧に手を掛ければ、美しくなります。

それには、一人の人が生きる時間では、足りないくらいの時間がかかること。

じっくり時間を掛けて、たくさんの人の手を借りて、お手入れが続いていくことを願いながら

小さな苗木の周りの草を、丁寧に手刈りした秋でした。

 

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寒くなり、森で何かする機会は少なくなりますけれど

冬の静かな木々たちは、とてもきれいです。

 

これから迎える冬には、夏には見られない発見や楽しみが、たくさんあると思います。

ぱりっとした寒さも気持ちが良いこれからの季節、八ヶ岳山麓にぜひお出かけしてみて下さい。

目線を変えれば、嫌いがちな寒さにも、もっともっとたくさんの魅力がみつかるはずです。

 

 

＝チカ＝