茅野市で上棟式がありました。
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なんと、このお家。
家の前に広がる畑予定地と広い庭。。敷地面積約470坪。。ひろ~~~い!
今も既に他の場所で畑をしてらっしゃるお二人。なんてパワフルな方々なのでしょうか。。
DEFもいつもお野菜や麦、その麦で作った美味しい手作りパンを頂き、恩恵に授かっております。(^^)
今回の上棟式もドラマありでございます。
そのお話とは、こちらの家を担当する大工の棟梁KさんとDEFの代表大井の出会いにありました。
それは、、10年前に遡ります。
Kさんが大学を卒業し、埼玉で大工を始めたばかりの頃、現場の見学に来た大井との偶然の出会い。
その時、二人で長野出身だという話をしたそうで、もし将来、長野に戻って
大工をすることがあったらDEFの仕事をお願いするね。と話してから早10年が過ぎました。
その頃のご縁で、DEFの家もお願いするようになったとのこと。
初めて出会った頃、Kさんは学生上がりで大工の経験も浅く、怒られていた時。その頃の親方のことなど、
いろんな思いが巡り、K棟梁の目頭が熱くなっていて、私もこみ上げる情熱を感じちゃいました。
今回のお施主さんに「是非、腕のある大工さんを紹介して欲しい」
といわれ、K棟梁にお願いすることにしたDEF。
そんなK棟梁の仕事を見せていただきました。
できる大工さんが減ってきているという追掛大栓継ぎ。
この継手は、圧力をかけながら引っ張る機械の実験でも、一番強度があるとされたもの。
そして。横から来る力に耐える火打ち梁。
屋根勾配に関わってくる所だと、刻みも難しいし、
ぴったりと合わせられるのは高い技術が求められるのだそうです。
心配だったお天気もどうにかもって、
みんなで今後の工事の安全祈願と、丁寧に手刻みされた材料で無事上棟できたことを祝いました。
完成は11月頃、楽しみですね。
★なお★