アトリエDEF通信

師走の雪の日。
朝から少しずつ雪が降り積もっていました◎
そんな昨日の午前中は、太陽の子の家に製作中の土かまどに煙突を取り付けてきました(^^)
夏の暑い時期からはじめて、ようやく、ようやく土かまどが完成しました！
年末に間に合ってよかった～(^^)
年末にはご家族が集まってくるそうで、
一緒に火入れを楽しんでいただけたら嬉しいなと思っています◎
そして午後からは、そのお客様が会社に来てくれて、
いっしょに「凍み大根」づくり◎
こんな寒い日には凍み大根でもつくろうかな、という話をしていたら、
遊びに来てくれて一緒につくってくれました～！
干し大根とはちがい、一度お湯で茹でてから寒いところに吊るします。
凍みて溶けてを繰り返し、水分をとばして、乾燥していきます。
凍み豆腐や凍み餅、棒寒天と同じように、寒い地域の風土を生かした保存食(^^)

大根を茹でるのは、もちろんかまどで◎
吹き出る湯気は、大根の甘い匂い。
寒い空気が、いっそうその匂いを強調してくれます！
茹であがるまでの間に、切り干し大根も作りました(^^)

剥いた大根の皮を天日干し◎
一番旨みが詰まっているんじゃないかな～と思うところなので、
天日干しにすると味が濃い気がします！
そんなこんなで茹であがった大根に紐を通して、吊るしました(^^)


雨や雪に入っているゴミがあまりつかないように軒下に吊るします。
こうして2週間、寒さにあてながら乾燥してくれば完成◎
日に日に少しずつ変化していくその姿がとても楽しいです(^^)
昔、家族の手伝いで大根を洗って皮をむいて吊るしていたのを思い出しながらの作業。
冷たい水や大根を触って手がかじかむのが嫌で、
そして干して乾燥してくるときの蜜のような独特な甘い香りまでが嫌いっだったことも覚えています◎
この時期にしか出来ない冬の暮らし。そしてその風景。
少しずつ変化し流れゆく自然に寄り添う暮らし方。
そういう豊かさを味わえるこの手仕事が楽しいと今では思えるようになりました(^^)
美味しく出来ますように！
Kyouhei