住み継ぐ
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古民家の改修現場を見てきました。
明治時代に建てられたそうです。
若いご夫婦ですがご先祖様が建てたこの家に住むことを
決めました。
床下に水が侵入してしまっていたり、土台が腐ってしまっていたり、
解体してみないとわからないことがたくさんあります。
そもそもの水の侵入の原因は家自体の問題でなくて外部の
要因だったりします。北側の土地が高いので流れてくる雨水を
どこかに逃してあげなければいけません。
みんなで相談中です。
壁は漆喰を塗り直す予定です。
何回も改修をしながら壊さずに住みつないできた家です。
元々の躯体部分は木と土と石がほとんど。
でもしっかり残っています。
余計なお金もかかってしまいますが何世代もにわたる総予算はどうでしょうか?
短いサイクルでの高い安いの比較は考えなおさなければなりませんね。
今回の工事も全てを直せる予算ではないのですが、計画的に
段階的にお金と相談しながら大事に大事に住み繋いないで行こうとする
姿勢と価値観が美しいなーと思いました。
kojima