ヘルダーリンの有名なことば
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気になったので。
ミヒャエル・ヘンデが何かのインタビューで語ったことのようです。
引用します。
ヘルダーリンの有名な言葉があります。
それは「危険が増すと、救いもまた増す」といいうものです。
人間が全地球を破壊できるという人類史上はじまって以来の
新しいページに足を踏み込むことで、同時に意識の飛躍が起こる
のではないでしょうか。
引用ここまで。
3.11はもちろんですが、
福島の問題、世界規模の金融破綻、
政治の混乱 などなど。
世の中は末期症状です。
反面、近代の行き過ぎた人間の活動を反省し自然との調和や
お金だけでない幸せの追求を探し始めている人たちが増えてきました。
救いもまた増す とはそのことでしょうか?
少しづつ寒くなってきました。
寒い時は暖を取る必要があります。
木を伐って薪にして火をたくという行為はとても面倒くさいものです。
今の時代で言うと、割にあわない、という事になると思います。
時間もお金で換算されますので、結果不経済な行為ということになりますね。
自然界では薪を火にして、伐った分の木をまた植えて育てることは
全く不経済にならないはずです。
美味しくないのでコンビニの弁当はあまり食べませんが、
忙しかったりすると時々お世話になります。
新設な店員さんは温めますかと聞いてきます。
黙っていると割り箸を入れてくれます。
更にはお手ふきまで。
どんなに小さな買い物でもビニールの袋に入れてくれます。
最後は全部ゴミです。しかも燃やすと黒い煙が出そうな・・・。
忙しいことは美徳。24時間戦えるビジネスマンは会社にとって
重宝します。そして社会的にも尊敬されます?
明るいうちに家に帰って薪を割ってお風呂を沸かしてくれる
お父さん(そんな人は今はいないか)は、会社で必要とされていない
ダメな人? なんて思われているかもしれませんね。
私達の今の常識とその暮らし方を視点を変えて見なおしていく
時が来たようです。
ちょっとづつ変えていかないとですね!
多分それは単純で、面倒くさくて、お金にならない、評価されない
事だらけだと思いますが・・・。
全人類の意識の飛躍がおこることを願っています。
kojima