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台所から暮らしを考える
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先日、友人の個展を見るために、横浜に行ったのですが、場所をよく調べず、車で行ったら中華街に迷い込み、しばらく動けない状態が続いていたのじーです。(四半世紀東京に住んでたけど、もう人混みはいい…。)
さて今回は台所のレイアウトについて。
家づくりにおいて1番と言ってもいいくらいに悩める台所のレイアウト。今回は事例写真ではなく、アイソメ技法を用いて、デフ王道?の台所5パターンをご紹介いたします。
①アイランド型
こちらは関東営業所のキッチン。
八ヶ岳営業所の循環の家もこのタイプです。
ステンレス天板と広葉樹天板のハイブリッド。シンク側の天板の奥行は1m15cmあり、ご飯を食べたり、作業をする場所としては十分なスペースがあります。引き出しも6カ所もあり、収納も十分。
②I型(壁付けタイプ)
先月お引き渡しをした原村のお家(まめさん設計)のキッチンをモチーフに作成。横のパントリーが台所の収納力を補っています。コンパクトでスッキリな台所!ステンレス天板です。
③I型(対面タイプ)
こちらは数年前にお引渡しした埼玉のお家(でめさん設計)をモチーフにしました。全て木製天板。手前の棚は、小物がたくさん収納できるようになっていて、魅せる棚として、台所を豊かにしてくれます。引き出しが少ない台所も素敵ですね。
④コの字
続きまして、原村のオーナー様のお家(夏子さん設計)をモチーフにしました。この形はスペースを要するため、実例が少ないものの、贅沢で憧れのレイアウトなのは間違いなし!コーナーはどうしてもデッドスペースになってしまいますが、頻繁に使用しない調理器具類を収納すれば問題ないですね!
⑤L型
こちらは茅野市のオーナー様のお家(こちらも夏子さん設計)。上田本社と同じレイアウトです。そこそこ採用されている形とのこと。広葉樹天板で、シンク回りには十分な作業スペースが確保されています。
いかがでしたか?
台所のレイアウトを考えるのは、とても悩みますが、完成後の暮らしを想像してみると、楽しさの方が上回ってしまうと思います。
ぜひ今回のスケッチを参考に、デフのお家づくりを考え始める、きっかけになれば嬉しいです。ちなみに自宅の台所の寸法と比較してみるとわかりやすいですよ〜
また今回の記載寸法は参考値です。毎回、お客様に合った寸法を設計士が考えてご提案しています。
山や畑からの動線に始まり、台所から暮らしの裾野を広げる。生ごみはコンポストへ、そして再び畑(土壌)へ。台所中心の家づくり最高ですね。
のじー