chunanshin
諏訪湖のほとりにて、上棟式がありました
こんにちは、おぐっぴーです。
先日、諏訪湖のほとり、諏訪市にて、棟上げしたお宅で上棟式を執り行いました。
上棟式は無事に棟が上がったことをお祝い、感謝する日。
とても高いところで作業する棟上げは、実際に見ていてもドキドキ。。
怪我もなく終わって、本当に感謝です。
【棟上げの様子のブログはこちら】
このお家には、立派な立派な欅の大黒柱があります。
この柱は、お施主さんのお知り合いの大工さんが長年大切に持っていた材。
快く、提供してくださいました。とっても重かったんですって!!
上棟式では、棟梁が神様へ感謝と今後もよろしくね~という祝詞をあげます。
こんなのしたことないよ!という若い大工さんも多い中・・・、先ほどの欅の柱をくださった大工さんが、すっと来て、すっと渡したのは、「笏(しゃく)」。
「上棟式の時には毎回使っていたんだよ?」とイチイで作られた笏をくださいました。
袋もボロボロ。年季が入っています。
「イチイ以外の木でつくられた笏は本物じゃねえ」とのこと。
こうやって、技や文化が引き継がれていくこと、なかなか現代ではないですよね。
今、物にあふれた時代ですが、どれもすぐに壊れて、使えなくなって、買い換えることが当たりまえ。大事に大事に使い継いだ、受け継いだ道具は、いくつあるでしょうか。
じーんとしちゃいました。
そんな風に始まった上棟式。
たくさんの人の期待と夢、希望がつまった一棟の家。
この諏訪地域にもよく馴染むと思います。
今後の工事の無事も祈って・・・、
I様、この度は、誠におめでとうございました!
今後もよろしくお願いいたします。