アトリエDEF通信

八ヶ岳の麓、原村に来て半年が過ぎました。寒い冬を体験し自然の厳しさを体験しようやく春が来ました。
この半年の間にいろんな事を学びました。この自然の中に入って思うことは、いままでたまに原村に遊びに来ていたときはなんてここは素晴らしいのか！とても良く感じました。ところが毎日生活しているとその素晴らしい自然も当たり前になってしまい素晴らしさを感じなくなってしまっている自分に気づきました。こうやって自然の有り難さが薄れていくんだなあ・・・
家づくりも同じだと思います。殆んどの方が一生に一回のマイホームづくり。なのに自分の手で作ろうとしない。思い出さえも作ろうとしない。人任せの家づくりや人任せの環境保護。
自分の手でしっかりと作り育てていくべきだと思います。
例えば　自分の家の柱や梁になる木々がどこからきたのか
自分の家の柱を一本だけでも鉋かけをしてみる。

　　　　壁を少しでも塗ってみる。

　　　　床のワックスがけやオイル塗りをしてみる

　　　　などなど思い出づくりはいっぱいあります。

そして完成し引き渡されたときその家には思い出と愛情がいっぱい。きっと永年愛し育てていくはずです。また、大切な家を守っていくでしょう

環境も自然も同じく愛情をこめて育てたものはいつまでも大切に思いいつまでも守って行くことでしょう？