kanto
群馬だより〜土の呼吸を手伝う
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関東平野は暑くなってきましたね〜
涼しい八ヶ岳にいる仲間がうらやましいです。
こんにちは。前橋よりキノです。
グランドオープンを目前に控え(7月16日(土))、モデルハウス「えんの家」では、外構工事が行われています。
造園を担当していただいているのは、お隣り埼玉県は寄居町の株式会社中央園芸さん。
「里山の生態系を復活させ、人間と自然とがお互いに良好な関係をつくる、【雑木の庭】を提案しています。」とのこと。
言わば「現代版自然的造園」を推進されているわけで、DEFとはすごく身近な存在に感じています。
施工が進む中、こんな道を見つけました。
植栽から道が伸びてますね。
どこまで続くのでしょう。
敷地の土を囲うコンクリートの壁に穴をあけ、外と木の根を管で繋いでいました。
はて、What is this for? 何のためなのでしょう?
社長の押田さん曰く、
“コンクリートで土を囲っている場所は、土が呼吸しづらい状態にあるんです。
なぜなら、横に水が逃げないから過剰に水が土に溜まってしまうんですよ。
そうなると、水が邪魔で空気の入る隙間がなくなってしまう。
つまり、土が呼吸できなくなるんですよね。
透水管を通すことで、水はけがよくなり、空気の通り道もでき、木々も呼吸しやすくなる。
これにより木の成長を促し、根が強くなり、木も土も相互に健全な状態を保てるんです。
透水管は、人間の体で言う血管みたいなものです。”
な〜るほど〜!循環の摂理を止めてしまえば土は腐ってしまうということなんですね。
そういえば、植栽のところどころにこんなものもありました。
↑突如、外構をチラ見せ(笑)
↓植栽近影
竹を刺し、こちらは主に空気の通り道の役目◎
人体も70%は水でできています。
体の中の水の入れ替えができていないと、不健康になります。
皆さん、暑い夏の到来です。
水分とおいしい風、きちんと体に取り込んでくださいね!
その昔、仕事中は一日で一度もトイレにいかないほど水を飲まず、男性が感じる痛みでいちばん痛いと言われている結石を患ったことのあるキノでした(苦笑)