アトリエDEF通信

桐生の現場からこんにちは！群馬の櫻井です。

今日はひもかわうどんで有名な、

桐生市の現代版土壁の家の現場のお掃除に行って参りました。

 

ここの大工さんは、早くて丁寧。且つ現場も美しいと評判の現場でした。

 

中は、土壁乾かし中。。天井には上棟式の時に祭った幣串（へいぐし）が！

このまま天井を張って家の中心に納められます。

幣串（へいぐしは、家や家族の様々な幸福や厄除けを願う為の物です。

 

土壁は二層塗るのですが、荒壁と言って、

一層目の土を塗ったところでした。

荒壁土は粘土が高く、粒子の荒いものを塗ります。

藁を土の中にも混ぜていますが、

↓このように壁に貼って次の土がつき易く（ひっかかり易く）するためにもつけています。

 

ここはご夫婦お二人暮らしの20坪の平屋です。

屋根勾配がゆるやかで、なんかほっとする外観。

 

掃除に夢中になっていて、、気が付いたら夕方。

 

ここのお家は外観にそとん壁と焼杉が使われています。

家の東側が焼杉。他はそとん壁（火山灰の左官財）の塗り壁。一部だけ焼杉だなんて、ちょっとモダンですね。

ここの家は通り土間のような空間があります。

玄関の外、それでいて屋根のあるスペース。ここも焼杉。

 

大人が両手を広げた程ある広さの便利スペース。

自転車を置いたり。雨の日に濡れて帰ってきてもレインコートを脱いで

一息ついてから、玄関に入れるし。大活躍しそう。

 

そんな現代版土壁の家20坪の平屋は今週の日曜に構造見学会があります。

 

土壁の塗りたてのあの香りに包まれたい方。

壁の中、天井の中に隠れてしまう大事な構造部分を見ておきたい方。

平屋をご検討の方も是非！図面を見ながら、こちらのお家の設計意図もお話できますので、

イメージを膨らます為に、遊びに来てみませんか。

 

ご近所は、菜の花満開。

見学会場では筍ご飯を炊いてお待ちしています。

是非、お立ちより下さいね～

 

★なお★