山仕事。
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人の手に届くまで100年の年月がかかる山の仕事。
それはつまり、世代をまたぎ、先人の営みを受け継いで仕事とし生きているということ。
自分の手で山に木を植えてもおそらくそれを収穫することはほとんどない。
それは少し残念なような気もするけれど、
家のおじいちゃん、村のおじちゃん、
それよりも前の自分の見知らぬご先祖さま方が植えられた木をいただいている。
そうであることが山の仕事をしている嬉しさであり、やりがいなのかもしれないね。
昨日、循環の家にお越しいただいたお客様とはこんな話をしました◎
木を植えて、毎年少しずつ手をいれ受け継がれてきた山にはその大小にかかわらず、
それぞれの先人の営みのストーリーがあるように思います。
国産材の家づくりや、森林整備活動を通して、
日本の山の仕事に関わる今の世代のひとりとして。
日本の木を使って健全な山を未来につなげることはもちろんですが、
そこに寄り添う先人の営みや文化・想いも一緒に繋いでいきたいなあと思いました。
Kyouhei