kanto
群馬だより〜土と戯れる。
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。
今日の群馬は暑かったですねー!!
夏って感じで嫌いじゃないんですが、外作業には
少々ハードな一日でした(;´Д`
さてさて、今日は、唯一となってしまった
昔ながらの藤岡瓦を達磨窯で焼いている、DEFの家では
割とおなじみの共和建材の五十嵐さんを訪ねてきました(^0^)
これこれ!
このえも言われぬ美しい色合い。
そして一様ではない焼き上がり。
これこそが藤岡瓦の特徴です(^_^)
忙しいよ〜
今は暑いよ〜倒れるかもな!!
なんておっしゃいながら仕事に精を出す五十嵐さん。
お一人で作業されているので、竃に火を入れると
徹夜でつきっきり(;゚Д゚)
朝訪ねたんですが、明日の昼までは見ないとな〜と
おっしゃっていました。
こちら、焼く前の状態。
天日干しをされるんですが、雨に当てる訳には
いかないので天気とにらめっこ!!
どの工程も大変な作業です。
お話ししながら、あ、これはダメだ!
とぽいっ!!
ああ〜もったいない(;´Д`
つくった内の5パーセントくらいはダメになるそうです。
5パーセントっていっても家一軒で2000枚以上は使うとのことなので、
かなりの量です。
うーん、すごいです。
実は、今日はこれが目当てで来ました(^_^)
現代版土壁の家を共同研究している、前橋工科大学の
石川先生が、一般参加のお子さんを中心に土と触れる
ワークショップを大学で行うのですが、
泥団子をいろんな土でつくりたい、ということで、
DEFでも土壁に使っている土などを提供したのですが、
せっかくならと五十嵐さんにお願いしたら!!
実際に瓦に使った土を特別に持って行っていいよ〜
ということで頂いちゃいました (^▽^)/
それもこの砕いたものをそのまま頂きました!
土はそれこそ身近にどこにでもあるもの。
自然なもの。
そういうもので家の壁や瓦や食器や・・・私たちの暮らしを
支えてくれる物をつくる、すごく素敵なことですよね。
でも、ただあるものを簡単に使う、という訳ではなく、
人の手をかけて、汗を流して、素材には無理をさせずに
人が頑張って、結果、気持ちのいいものだったり
水に強い物だったり、豊かな物がつくられて行く・・・・
いろんな状態、種類の土と触れ合うことで、
そんなことを自然に感じることができるんじゃないかな、と思います。
子供たちがワイワイと土の違いを楽しんでくれたり!
瓦の原型を見てそのきめ細かさと滑らかさに驚いてくれたり!
そんな想像をして楽しんでいるハヤシでした(・∀・)