tohokushin
家づくり、はじめのはじめの九歩(普通の家)
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前回予告で、直面している困難について書こうと
思ったのですが、今まさに現在進行形で対応しているので
こちらはまた落ち着いてから。
今日は番外編でなぜDEFで家を建てようと思ったのか。
(いつにも増して長文になってしまいました・・・)
そりゃ社員だからでしょ?
その通り、なんですが、社員だから建てます~というほど
家を建てるということは軽くない、というのは
ご計画中の方や実際に家を建てられた方ならよくお分かりかと
思います。
お金も時間も労力も気持ちもたくさん費やすものです。
ではなぜ建てようと決心したか。
それは、DEFの家が普通の家だったからです。
普通によいデザイン。
普通に安全な家。
普通に快適な家。
奇をてらったところはなく、一見すると特別なところもない、
ことさら強烈な主張をするわけではない・・・
でも、この普通を実現するためには、実は普通ではない、
並大抵ではすまない努力とこだわりがつまっています。
安全な家を実現するために、安全な素材を使っています。
木を使っていれば安全、国の基準を満たしていれば安全。
そんなことはありません。
本当に安全な素材、木、を見つけて使う必要があります。
住む人の要望を叶えつつ、家の形や間取り、窓の位置、
軒の出、そして図面では表しきれない細かい部分の
形状、その全てに気を配ってデザインする必要があります。
安全な素材はある意味では扱いづらい素材です。
また、デザインにこだわっていればそれも簡単には
組上げることができません。
それを実現するために経験と技術を持った職人さんの
技が不可欠です。
そして、長丁場に渡る現場のスケジュールの管理、
職人さんの手配、材料の手配など現場がスムーズに
流れるように気を配ることも欠かせません。
それらの並々ならぬ気配りと努力の結果を、
これみよがしにこだわっていますよ、と主張することなく
さりげなく見せている。
そして何より、そんなこだわりを支えるために、
どうしてもかかってしまう必要なお金、工期、
これにご納得いただき、ある意味では便利さを優先順位から下げて
本物の素材を使うことをご了承いただき、積極的に家づくりも楽しみ、
完成した後は暮らしながらさらに家を成長させるお施主様。
それら全てを数多く見てきて、うらやましさが
抑えきれなくなり、自分もそんな家が欲しい、
という衝動が臨界点を超えて、遂に家を建てる決心をしました。
とことんこだわった普通の家、早く自分も
実現したいと思います!!
ハヤシ