アトリエDEF通信

こんにちは～
八ヶ岳営業所のななみんです。

七夕も過ぎ、暦は小暑。
ついに本格的な夏のはじまりですね。

…といっても、すでに夏を超えた夏、みたいな毎日をお過ごしのことと思いますが😅

竹林整備のお手伝いに行っても、30分動くだけで凄まじい量の汗が出てきます。
頭に巻いた手ぬぐいが絞れそうなくらい濡れたのは初めてかも……

今までのブログで何度も「夏が苦手」だと言ってきた私ですが、
それでも夏のいいとこは、色んな野菜が育つこと。

気温が低い原村では、畑のスタートも遅いので、私たちの畑ではまだ鈴なりに沢山採れるというような実りはありませんが、
それでも、1日1日ぐんぐんと育っていくのが目に見えてわかります。
こんな暑いのにすごいなあと。（逆に冬の寒さを越してくれる野菜たちも同様にすごい。）

暮らしや仕事のなかで自然と「実り」というものがあり、季節が移ろっていくのも強く感じ取れるようになると、
これもまた自然に、「仕込みごと」に興味をもつようになりました。
（採れたから仕込まなければいけない、というのもあります笑）

今回は、ここ最近のそんなことごとをお伝えします～(^.^)

①ぬか床づくり

「お漬物といえば」のぬか漬けを自分でつくってみたい！と思っていたところ、
総務担当の光世さんもちょうどぬか床づくりに挑戦すると聞き、足をつっこんでみることに🙌

ぬか床を仕込むのに必要な材料は、米ぬか・塩・水・昆布・煮干し・鰹節・干し椎茸・唐辛子・（あれば山椒の実）。

できればメインの米ぬかはあまり農薬を使っていない良いものを使いたい…と思っていたところ、元デフスタッフで今はお米農家さんで働かれている方からお米を買えることに。

全量玄米で注文して、暮らしアドバイザーのちよこさんに精米機をお借りし、ぬかを無事にゲット！

お水はおいしい湧き水があるし、唐辛子は去年スタッフがくれたのがあるし、モデルハウスに山椒の木があるし…
安心でおいしくて、繋がりがあるもので料理や仕込みごとができるうれしさたるや…
こういうことひとつ取っても、環境に恵まれているなあといつも感じます。

先に米ぬか・塩・水を混ぜてから、昆布と煮干し以外のものを混ぜます。

そして捨て漬け野菜といって、野菜の切れはしを混ぜ込み、隙間に煮干しと昆布を入れ込んで完了！

ぬか床はここからがはじまり。毎日欠かさず混ぜることが一番大切、とのことなので、
忘れず混ぜています👍
毎日混ぜるたびに、なんともかぐわしく…　それと手がつるつるになります。
いいぬか床に育つでしょうか。たのしみ！

②らっきょう漬け

去年の秋、にんにくやネギと一緒にらっきょうも植えてみたところ、寒い寒い冬を越し、
ついに先日収穫を迎えました👏
らっきょうは、ついでくらいに思っていたのですが（そのためよく「茗荷」と言い間違っていた）
思いのほか一番の大収穫となりました（笑）

（☝これの3~4倍くらい採れました）

上の葉の部分と根っこは適当に取って、薄皮をむきます。

こんなふうに上下をよきところで切り揃えたら、熱湯にさっとくぐらせて粗熱と水気をとり、
甘酢につけて完成！（レシピはネットで栗原はるみさんのを見ました！）

食べ頃は1ヵ月ほど経ってからで、冷蔵庫だと数年もつそうな。
カレーが大好きなので、今年いっぱい作ろうと思います～🥰

他にも、刻んだらっきょうをごはんと混ぜて炊いたお揚げに詰めたり、タルタルソースを作るときに入れるのも美味しい！と、おーちゃんが教えてくれました✨

③梅シロップとラズベリーシロップ

暑い夏、、、
家に帰ってきたら美味しいシロップを炭酸で割ってシュワっと飲みたい！

そんなことを思い浮かべ、梅とラズベリーの2種類仕込んでみました。
ラズベリーはお世話になっているお施主さまからいただきました☺

果実のシロップは、「仕込みごと」と呼んでいいのかわからないほどとても簡単。
果実と砂糖、お酢すこし入れて、置いとくだけでできちゃう♩
（例によって作ってるところの写真がありません。。）

ラズベリーのほうは、モデルハウスにたくさん植わっているミントも一緒に漬け込んでみました～

昨年は初めての田舎暮らし、初めての八ヶ岳で、畑やお出かけだけで忙しかったけれど、
今年は少しづつ「漬ける」ということを楽しめています。

3月に仕込んだデフ産大豆のお味噌も、この夏ぐっと発酵が進むかな。

野菜や果実はフレッシュも、漬けて熟成させて深くなっても、どっちもたのしい、おいしい。

ここでの暮らしもおなじようにだんだんと深まっていくでしょうか。
暮らしの知恵や術、考え方とかもいろいろ熟成されて長きにわたり活かせるようになったらいいな～。

なにか面白いお漬物や仕込みごと、あったら教えてください～！

それではまた、ななみんでした～