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「ハンドプレーン」これで波に乗れる!?

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なかがわ
湘南オフィス

寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?
湘南オフィスの中川です。

寒いとはいえそこは湘南、庭先の菜の花や梅、柑橘類の彩りや香りが明るい気持ちにしてくれます。少し暖かい海の町より、湘南らしい内容でお届けします。

突然ですが、この魚の形のような板、何だかわかりますか?
長さは30cm幅は20cmないくらいの大きさ。

実はこれ、サーフィンの原型と言われるボディサーフィンというスポーツで、「ハンドプレーン」という手にはめてサーっと波に乗るための道具なんです。
今回はこれを今後、自分たちで行うワークショップなどで出来ないか?現場で出る端材の活用に繋げられるか?ということを念頭に湘南メンバーで木工体験してみました。

講師の先生はこちら。

湘南在住のトオルさん。サーファーでボディサーフィンもやり、かつこの「ハンドプレーン」作りのワークショップを数多く実施されてきた方に教えて頂きました。
「何か欲しいものがある時に、買う以外に自分で作る(創る)選択肢があることを考えてもらいたい。」と講師のトオルさん。
ご覧の通り、ルックスとその雰囲気が湘南っぽさ全快です!

今回使用した材料は、ホームセンターで用意した桐の板やデフの現場から出た杉の端材を使用しました。中には古い桐箪笥を再利用する、ということもあるようです。

このいい感じに色のついた桐の板は軽く加工しやすいため、こんな形状も細いのこぎりでは比較的簡単に切れてしまいます。海の中でもこの軽さは浮くための機能に関わってきそうです。
かわいい魚っぽい形に(←小学校の国語の教科書に載っていたスイミーを思い出す)。

輪郭が切れたら裏面の水があたる(通り抜ける?)場所や、エッジを滑らからに削っていきます。手鉋(かんな)でシュっと削っていく感触がなんとも気持ちいい!
日本の手戸具の良さを改めて実感できる体験です。
注)トオルさんと打って変わり手前二人は工務店感丸出し??

それぞれ個性ある形が出来ました!細かい形状は使ってみて、また補修がきくのでおよそこの辺で。
ここでお昼休憩。

湘南オフィスの嶋ちゃんが気合入れて前日から仕込んだカレーを皆で頂きました!
大豆ミートを使ったベジタブルカレー。
あっという間に皆の胃袋に2杯納まりました。

さて、午後の作業です。手の形状に合わせて、板が手から離れないようにバンドを取付ます。
この日は出来ませんでしたが、天然オイルや蜜蝋などを擦り込んで完成!(お好みで文字や絵をかき込んでも◎)

身の周りにあるものを利用して地域の自然と向き合うライフスタイルにあったものを自分たちで作っていく。これはデフの暮らしの提案に共通する部分ですね。

さて、これで実際波に乗れるのか?
実践編は夏にやりたい(またトオルさんに先生してもらい)と思いますので、乞うご期待ください!!ボディサーフィンという一つの文化に触れて、また景色が変わるかもしれません。
まだまだ寒い湘南より

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