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土用の丑の日といったら
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こんにちは。長い梅雨が明けて、ようやく夏が来る~!って感じですね。
そんな今日、8月2日は土用の丑の日。
土用の丑の日といえば皆さん思い浮かべるのは・・・
やっぱりうなぎですよね。
でも、なんで土用の丑の日=うなぎなんでしょうか。
そもそも土用の丑の日ってなんなんでしょう。
まず、「土用」というのは四立(立夏・立秋・立冬・立春)の前の18日間をさす言葉で、
中国から伝わった、陰陽五行説というものからきているそう。
いわゆる季節の変わり目のことです。なので年に4回あるわけです。
そして、「丑の日」は、昔は年月日を十二支で数える習慣があり、その「丑」にあたる日のことを指します。
なので、土用の丑の日は、年に4回ある土用の18日間の中の丑の日、ということになります。
私たちが思い浮かべるのは主に、夏の土用の丑の日なんですね~。
18日間に対して十二支が割り当てられるので、年によって土用の丑の日が2度来ることもあります。
一度目を「一の丑」、二度目を「二の丑」といいます。
まさに今年は2度ある年で、一の丑は7月21日で、今日8月2日は二の丑だそう。
ではなぜ土用の丑の日にうなぎを食べることになったのかは、諸説あるようです。
一番有力な説が、江戸時代の有名な蘭学者である平賀源内が、夏になかなか売れ行きが悪かったうなぎを売るためのキャッチコピーをつけたことから広まったというもの。
丑の日に、「う」のつく食べ物を食べると縁起が良い、うなぎは昔から精のつく食べ物、ということを利用したみたいです。
それがいつしか今の時代にまで定着して、今では土用の丑の日=うなぎ=夏 というイメージしかないですが、本来うなぎは夏ではなく、産卵期を控えた秋から冬にかけてが一番美味しいそう。知らなかった。。
私がこちらに来てから感じていたのは、諏訪や岡谷にうなぎ屋さんが多いということ。
どうやら昭和30年ごろまでは諏訪湖でうなぎがたくさん採れたそうです。
そんな岡谷市では、本来のうなぎの旬である、「寒の土用の丑の日」を広める活動もしているそうですよ~
ついついうなぎの話ばかりになってしまいましたが、
夏の土用の丑の日を楽しむ風習として、他にもいろいろあるそうです。
高級なうなぎに代わって「う」のつく食べ物(うどんとか、梅干しとかウリ系の野菜)を食べたり
いつものお風呂に桃の葉やドクダミといった薬草を入れた「丑湯」に入ったり。
デフのひのき風呂で丑湯に入ったら気持ちいいんだろうなぁ。
土用の丑の日を、季節の変わり目を楽しく乗り切る日として捉えると、いろいろなことが思い浮かびそうですね~。
昔の暦は奥が深いです・・・
ではでは
からさわ