アトリエDEF通信

愛知県津島市のある宅老施設を見せていただきました。

遅い時間になってしまったので夕食を済ませたおばあさんが一人
テレビを見ているところでした。
自然素材の空間で自分の家のように馴染んだ姿でした。
施設のオーナーが木造でこだわりにこだわった建物です。
スギをふんだんに使ったこの施設は、こういう施設特有のイヤなにおいが
全くありません。風呂は木の浴槽が２つあり人気だそうです。
日本は高齢化社会で高齢者のための施設はあちこちに増えています。
そしてそれら施設は、あくまでも高効率、合理化により老人をさばくための建築になっているような気がします。
いたずらにヨーロッパ調のデザインの建物や、全く味気ない病院のような施設だったり・・・。
また、この施設の別棟には一般に開放されている喫茶店もあります。
場所柄、モーニングもやってます。
近所の方がたくさん見えるそうです。
まだだいぶ先だとおもいますが、豊かな場所で人生を終わらせたい。
みんながそうなるべきだ。
そう思いました。
kojima