アトリエDEF通信

昨日、今日と小諸エコビレッジでのBioマルシェでした。
主催者のアバンティ社長　渡邊智恵子さんの講演を行い、コットンのお話を
聞きました。

これはエコビレッジ内に常設されているゲルの中です。
日本のコットンの自給率は、何と０％！　だそうです。
海外で栽培、収穫されるコットンはその収穫の合理化をはかるために
農薬の枯れ葉剤をたくさん使用するそうです。
また子供達の労働力でコストを抑えたりもしているようです。
あらゆる衣類のコットンはそういう犠牲の上に私たちに届けられます。
いろいろな部分で今の家づくりの場面とクロスしています。
材木の自給率、農薬使用、その労働手段。等々。
安さ早さと引き換えに私たちは安全性や環境を失っていることを痛感しました。
渡邊さんは日本中で安全なコットンを植え、更にその先の行程に関るかつての
産業を復活させるために尽力されています。
私たちもまた、日本の山に木を植え、手入れをし、製材所や大工など職人さん達の
手仕事が復活していくように頑張っていきたいと思います。
渡邊さんはすべての基本は農業だともおっしゃっていました。
本当にそう思います。
土に触れ、耕し、タネをまく。
すべての基本だと思います。
kojima