アトリエDEF通信

去年の秋、山で拾ったドングリが発芽し成長しています。
プランターや庭に適当にまいておいただけですがGWぐらいから
あちこちで発芽しています。

出展したオーガニックEXPOでもたくさんのドングリをお客様に
お分けしました。
http://blog.junkannoie.com/article/49722776.html
今年も沢山のドングリを持って出展したいと思います。
今年の開催は、１１月２１日、２２日、２３日の３日間です。
http://www.biofach.jp/
ドングリはいろいろな広葉樹の実です。
森の恵みのドングリは、山の小動物達の貴重な食料でもあります。
そして次の世代の種です。
秋になり落葉する広葉樹の葉は、土の栄養であり、雨水を蓄え水分の蒸発を抑える
マルチの役目も果たします。そこはあらゆる生物、微生物の棲家にもなります。
ゆっくりと土の中に染み込んでいく雨水は地下に浸透しミネラルを吸収し豊かな
水を生みます。
この落ち葉のスポンジのない山肌を流れる雨水は、一気に川に流れ出してしまい、
土壌をどんどん洗い流してしまいます。そしていろいろな災害を引き起こしてしまいます。
アスファルトの道、コンクリートの川、雨による豊富な水をどんどん流します。
水は川を流れる水のように見える水と、地下水のように見えない水があります。
地下水は土の地面をゆっくり浸透しながら流れていきます。
田んぼもまた水をゆっくり流すためのシステムです。
そして田んぼの水もやはりゆっくり浸透して地下水をつくります。
長野県では地下水の乱用が問題になっています。
わさびで有名な安曇野のきれいな水も涸れてきているようです。
豊かな森をつくり、きれいな水を守りたいですね。
kojma