国産材
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先日オーガニックコットンのアバンティさんから頂いたコットンの種。
暖かくなったGW明けに事務所の裏庭に撒きました。
めでたく発芽。
茶綿という白くないコットンで、日本ではもともとこの品種が普通だったそうです。
種はこんな感じです。
善光寺に近い知り合いの布団屋さんに行き、
座布団をつくろうと思い綿の産地を聞いてみると国産のものは
無いということでした。
この布団屋のご主人は小布施町や信州新町で仲間と綿を栽培し始めています。
国産の綿で布団をつくるそうです。
問題だらけだけどがんばると言ってました。
アバンティさんからもいろいろ聞いていますが、
綿も麻も絹も国産モノはほぼ皆無だそうです。
日本の住宅もいまだに8割近くが、輸入の材木です。
ずっと国産材100%の家づくりをしてきました。
住宅だけでなく、食べるもの、着るものいろいろなものが国産材で
つくることが出来るようになれば良いと思います。
というか、全部数十年前までは国内で調達していたんだよね。
大きな経済を目指せば国産モノは非効率ということですが、
そうでなければ国内の雇用で国産の安全なものが沢山つくれるのです。
必要なものだけを長く使う文化に戻せば問題ないはずですね。
貪欲な人間達は、自然界の循環をわすれてしまいました。
いま壊れた環境から自然災害等のしっぺ返しが始まっています!
考えましょう。
kojima