吉野杉の製材所を視察
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愛知県豊田市を打ち合わせで訪問した次の日は、
奈良県大和郡山市でのお打ち合わせ。
ということで、せっかくの奈良県なので吉野に行きました。
阪口製材所さんというこだわりの製材所。
この会社のサロンに宿泊させていただきました。
黒い三角屋根の建物です。至れり尽くせりのおもてなし、最高でした。
次の朝はなぜか早起きして吉野町界隈をグルグル走ってみました。
吉野川です。
で、そのまま午前中は製材所の見学。
午後から打ち合わせ予定のお客様もいっしょです。
材木屋さんなのになぜか住宅のモデルハウスが・・・。
開口部がきれいでした。
製材所です。きれいに整頓されています。
だいたいの場合、整った場所では品質の良いものが生産されています。
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過工場の天井も見上げてみます。
木造のトラス架構。
無作為のたまらない感じです!
製材した材の小口には、赤できれいに見える面がわかるような印をしています。
こんな過保護な作業は初めて見ました。これはスゴいことです。
でもって、端材は割り箸にするためにこのように小さく切って隣町の
割り箸工場に持っていくそうです。それ以外は製紙用のチップにします。
まったく無駄がありません。
この阪口製材所さんは、すべての材を天然乾燥により処理しています。
機械乾燥をしないで、昔ながらの天日干しにこだわっています。
吉野杉はブランド材ですが、何十軒もある材木屋さんの中でも自然乾燥にこだわりを
もった製材所なのです。
去年一棟をここの材を使ってからの縁です。
材木を天然乾燥するという行為は、広い敷地に材木を長い時間ストックする
必要があります。
五條というところのストックヤードに移動して材を見せてもらいました。
ものすごい量でした。
ずっと積んでおけば良い訳でなく、
周期的に積み直し、移動を重ねて雨風、日光が各材にまんべんなくさらすべく作業も必要です。
大変な労力の結果、色つや、強度、などが安定した材木を供給することができます。
これは業界の中にあってはものすごいことなのです。
ストックヤードに勤務するおじさんはこんなこともやっていました。
とにかく素晴らしいものを見せていただきました。
このあと、大和郡山市の土地建物の下見に向かいました。
kojima






