床暖房!?
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連日しとしとと冷たい雨が降っている八ヶ岳、毎日
薪ストーブを焚いて暖をとっています。
本日見学に来られたお客様が、
「床暖房ですか?床がとっても暖かいですね」
とおっしゃっていました。
循環の家の暖房は薪ストーブだけです。
薪ストーブは輻射熱という遠赤外線で物に直接伝わる
熱を出します。
空気を暖めるのではなく、壁や床を温めます。
そうすると、暖められた壁や床からゆらゆらと暖かさが
放出されるため、全体がほんわか温まってきます。
さらに、ムクの床は柔らかく、スポンジのように
細かい穴があいていて、そこに空気がたまっています。
以前に、断熱材の話を書きましたが、空気というのは
一番の断熱材。熱を逃がしません。
つまり、床を踏んだ時、プラスチックのようなつるつる
した素材、ウレタン系でコーティングした素材では
足から熱を奪ってしまい、とても冷たく感じますが、
無垢材は熱を奪わず、ほんのりと暖かさを感じます。
床が熱を奪わないこと、そしてストーブにより
直接温められていること、この二つの理由で
まるで床暖房を入れてるかのようにやさしい暖かさが
生まれます。
唯一の欠点は、暖かさがじんわりほんのりとしているので
てきめんに眠くなってしまうことでしょうか?(笑)
ハヤシ