アパートのリフォーム
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アパートのリフォームの依頼があり、工事が終わりました。
木造賃貸アパートの一部屋だけですが、いい感じに仕上がりました。
ちなみに前はこんな感じ。
築後30年近く経過し、最近は入居者の募集をかけてもなかなか決まらない状況。少し予算をアップして自然素材の安全な貸室として募集をかけています。
長野駅まで歩いて20分ぐらいのところにあります。
今の賃貸住宅は、資産運用というのが最大の目的になっていて、建設する側も利回りとかを中心に所有する大家さんにアプローチをかけていくのが普通です。
出来上がる新しいものは新建材バリバリ。住まい手健康や安全にまで気が回りません。建設業者も大家さんも、家賃を払って住んでくれる借主(お客さん)の気持ちまでは考えないようです。
住む人は、借家であっても家賃を払う以上は、気持ちよく、安全に住みたいはずです。
賃貸住宅での健康被害は非常に多く、我々にもよく相談があります。壁のビニルクロスや床を無垢の床板に貼り返るだけでかなり改善されるはずです。
でも自分のものではないので大家さんが直してくれない限りは、ガマンするか、そこを出て行かないとダメなわけです。かといって安全な貸室がどれだけあるかというと・・・?
環境のこと、エネルギーのこと、安全性のこと、いろ色な事がクローズアップされてきましたが、賃貸住宅の市場はあまり反応していないのが現状じゃないでしょうか。
出て行くのがいやになるくらいの貸家、アパートがいっぱいあったらいいのにと思います。
古くて稼働率の上がらないアパートをお持ちの大家さん、良かったらリフォームしませんか?
新築ならなお結構です!
kojima