シバカリ
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シバカリ・・・芝刈りではなく柴刈りに行ってきました。
『家づくりの現場から』今日はその後のお話。
今日は柴刈り・・・薪拾いに上田市武石まで行ってきました。
治山事業によって伐採された原木がたくさん出たので、ぜひ薪に!!というお話が出ました。
伐採された木は自然の産物とはいえ、人に使われることなく捨てられてしまえば産廃として処分されてしまいます。
MOTTAINAI!!!!!
と、いうことで薪拾いに行きました。
薪ストーブを利用されている皆さんと現地に集まり、小林木材㈱さんの協力を得て原木をたまぎりにしていきます。それを皆さんでトラックや荷台に積み込みました。
ただでさえ重い丸太ですが、乾いていないものはさらに重いのです!!!!
誰のともいわず、全員で協力してそれぞれの車に分けました。
はじめは薪が足りなくなったらどうしようかと心配しましたが、最終的にはトラックいっぱいになりました。
現場はすっかりきれいになり、山のめぐみを余すところなくいただきました。
このイベント、薪だけではなく薪ストーブに係る情報交換の場ともなりました。
「鉞(まさかり)は濡らしておいてから使うといい」
「おもりを落とすだけで薪を割ってくれるものがある」
「薪は乾くと割りづらいので乾いていないうちに割ると良い」
などなど・・・・・・
新たなコミュニティが出来上がる兆しでした。
その後は近くでおいしい湧水をいただきました。
さらに足を延ばして、今日万が一薪が足りなくなった時のための現場を見に行きました。
おお、山が近いなぁなんて、呑気に山を見ていましたが、実はそこは地滑りが起きた現場でした。
道が埋まっています・・・・・
もともと山だったかと見紛うぐらいの現状です。
木が根本の土ごと流されています。
自然の脅威ですね。人間の弱さを感じずにはいられませんでした。
山のためにできることって何だろうと思いました。
そして、災害によって変化する山との向き合い方を考えさせられる現場でした。
今日は天気もよく、山が色とりどりで美しく、自然の素晴らしさと威力をたくさん感じることができました。
情報を提供いただいたMさん、小林木材㈱さん、ありがとうございました。
薪拾いに参加された皆さん、お疲れ様でした。(ゆ)
①原木の確認
②薪の積込み
③荷物を見せてください♪
④荷物を見せてください♪
⑤この後別の場所で荷台がいっぱいになりました。
⑥きれいになくなりました♪
⑦豊富な湧水。水の国であることに感謝です
⑧地滑りの現場