必要ないもの
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お土産を買うのが嫌いです。出張や個人的に出かけるときよくお土産を催促されるのですが、あまり買って帰ったためしがなく、逆に催促もあまりしません。必要の無いものと感じています。当然家族にもほとんどそのような気の利いた行為はしません。すごく嫌な感じですよね。
同じく、お中元やお歳暮、父の日母の日みたいなイベントプレゼントも好きではありません。
突然の心のある贈り物は非常に感動しますし、出先で不意に見つけた面白いものとかおいしいものは、家族はもちろん気になる人に買って行きたくなります。ごくまれですが。
日本人はちょっと遠くに出かけると、お土産を買って帰らないといけないみたいな脅迫というかプレッシャーを常に感じているようです。
少し前になるが、お客さんの家の建替えによる旧宅の取り壊しの際、押入れや箪笥の中から山と出てきたお土産、贈り物。そこのおばあちゃんはしっかり誰からの贈り物ということを記憶しておりびっくりしたものである。でどうなったかというと、恐らくほとんどのものが使う予定がないということで処分されてしまった。私にもしきりにこれもらってくれと言われたが、勇気を振り絞って断りました。すごく寂しそうな顔をしていたっけ。
我が社でも誰かからいただいたお土産の類のものが消費されずゴミ箱行きになる光景を目にしています。
それでもみんなお土産は好きだ!
本当に多くのモノが消費されず流通しているように思う。消費経済の仕組みというか、売る側の意図に消費者がまんまと乗っかって、買わないといけないんじゃないか脅迫に日々さらされている。日本は幸せな国なんだろうな。
ということで、いつもお土産を買わない私の自己防衛発言でした。本当はただのケチ?ケチといわれないための言い訳!
ケチは地球を救うかも知れません。ジャンジャン。