アトリエDEF通信

今日は某分譲地でお客さんと一緒に土地選びをした。結局結論は出ませんでした。建築に携わる立場とすると安い土地を勧めれば全体予算の中での建築費のウェートが高くなるわけであるが・・・。実際いくつかの候補地を見ると、土地の価格はとても上手に設定されており、土地を買う側にしてみれば非常に悩ましくなかなか決断できない状況がうまれる。
基本的に良い土地悪い土地という定義は避けている私ではあるが、少なくとも日当たりが確保できる土地というのが最低限譲れない条件である。それも西日より朝陽を取り込める東側の部分が大事だと考えている。ごくごく当たり前のことであるが、区画図と価格一覧表を見ながら見ているとその辺がわからなくなってしまう。
いくら自然素材で体に害を及ぼさない家をつくってみても、日当たりが悪く風通しが悪い家は人間が健康にかつ健全に生活できないのである。
というわけで、金額的には一番安い価格帯をお勧めするわけにいかず、日当たりやら価格やらの要素からの折衷しそうな区画をとりあえず勧めてみました。当然建築費のウェートは低くなってしまいますが。家は小さくつくってがんばって将来増築しましょう。というかがんばって小さく建てましょう。大きな家はいらないですよ皆さん！
チョー久しぶりのｍでした。